トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

自撮りで死んだら、物笑いの種。

死因は「溺死」が最多で、海岸で波にのまれたり、泳げないのに岸辺で自撮りしたり、ボートが転覆したりなどの事例が目立つ。続いて多いのは、走っている列車の前で自撮りして事故に遭うなどの「交通機関」、「銃などの火器」、高い建物からの「落下」などである。このような自撮りの共通点は、スリリングでショッキングなショットが可能となる点だ。

セルフィーはSNSに投稿するために撮られることが多く、主に見る人たちの注目を集めたり、「いいね」やフォロワーを増やすことを目的として投稿される。ところが自撮りが普及した現在は、当たり前に撮っていては「いいね」は集まりづらい。そこで行動を過激化させることで注目を集め、同時に「いいね」やフォロワー増加を狙うというわけだ。つまり、承認欲求が暴走し、判断力が働いていない状態となっているのが問題なのだ。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

自撮り中に事故死する人が増えているという記事を見かけた。

 

本人はさぞ満足だろうが、残された家族は物笑いの種だ。

 

下手をすれば死んだ本人は死んだ事すら気が付かず、地縛霊になっても自撮りしてたりして(笑)

日本の品質神話は崩れ去ったのか?

弁護士らが調査した各社の報告書だ。「品質」を最大の強みにしてきた日本のものづくりのイメージとはかけ離れた実像が表面化した。

各社は老朽化した設備で検査を続けていた。約10万台のリコールに発展したスバルの群馬製作所(群馬県太田市)の検査建屋は1960年代に建てられた。日産の栃木工場(栃木県上三川町)の排ガス試験室の空調機も77年に設置されていた。

日産は連結売上高のうち6割、スバルは7割を海外で稼ぐ。稼ぎ頭の海外を中心に新規投資を振り向ける一方、国内工場は改修に改修を重ねて運用してきた。経済産業省によれば、新設からの経過年数である「設備年齢」は大企業で90年度と比べて1.5倍に増えた。

人への投資もおろそかになっていた。日産は経営危機に陥った99年以降、カルロス・ゴーン現会長の指揮下でリストラを断行し、「国内技術員が人手不足に陥った」(報告書)。

人手が足りず、納期に間に合わせるために不正を繰り返す。KYBの検査員は延べ8人、一時は1人で作業にあたっていた。「基準に満たない製品を分解して正しくするのに5時間かかる」(カヤバシステムマシナリーの広門茂喜社長)が、人的な余裕がなく改ざんに走った。

日本の製造業は国内工場を「マザー工場」と位置づけ、現場の“カイゼン"で生産効率を徹底的に高めて海外工場にノウハウを移転してきた。だが、労働コストが安い新興国に最新鋭工場ができると国内の競争力が低下。ベンチマークの海外工場と比べられ、国内生産が消える危機感が現場に芽生え始めた。

 

 

日経新聞記事より。

 

日本の品質神話は崩れ去った訳では無い。

 

製造業を含め、発展が停滞しているIT産業ですら、日本人の感覚で品質を確保する能力はいまだ、世界のトップクラスを譲っていないと私は思う。そもそも、下流工程をお客様とするという日本独自の品質認識は他の海外の国では育たない日本独自の利点だからだ。何度もこの日記で言っているが、『もし、中国が日本の品質力、日本人的配慮を獲得したら、圧勝で世界一になる。』これは本当にそう思う。そのくらいいい加減だし、機械的に管理しないと簡単に嘘もつくし、手抜きもする。これは程度の差はあれど中国に限ったことではない。日本以外はみんな同じ。唯一例外はドイツかな?

 

新聞記事にもあるが、単純な海外競争力と、そもそも日本のマザー工場をベンチマークテストするからいけない。そもそも日本の工場はほぼほぼ海外の製造が多くなった段階で、生産拠点という使命を終えているのだ。

 

その使命を終えた工場に設備も古いまま、同じ仕事をさせている経営幹部が私に言わせればバカなのだ。

 

日本の工場の使命はマザー工場なのだと位置づけ、もっと新しい試みをどんどん進めればいい。AIの導入やIoTの導入で古い工場などぶっ壊して新しい考え方の新設工場をどんどんスクラップ&ビルドすべきだ。

 

向上の耐用年数は普通なら30年。長くても40年か50年。この度の問題は1970年代に作られた工場で50年近くたつのにそれを維持しながら、品質改竄した訳で。

 

なら、逆手にとって、だましだまし、40年は設備を維持できる事が分かったのだと開き直って、新しい事を始めてみるのだ。耐用年数40年の消耗品だと思って、マザー工場らしく、生まれ変わればいい。

 

それこそが、日本の品質を維持しながら、海外のクソベンチャーの上前を跳ねる最善手だと私は思う。

 

ITベンチャー楽天ソフトバンクの社長が偉そうな事を宣っているが、私はそうは思わない。彼らは例えば楽天は『ITエンジニアを日本で育てるのは大事だが、他から持ってくる事も競争するには必要。』と言っている。そりゃそうだろう。日本のエンジニア数に対し、ただ単に数だけで、中国は100倍。アメリカは30倍人数がいる。日本のエンジニアが仮に一騎当千だとしても本当に1000倍の能力が無ければ勝てない計算。しかもエンジニアとしての質は韓国やインドにかなわないと来てる。

 

そりゃ、経営幹部からしたら待ってられないだろう。

 

でも、だからと言って私は日本に絶望も、品質神話が崩れたとも思わない。

 

日本は島国根性があって排他的と思われているが、決してそうではない。どうやって鎖国された日本が急に開国されて、明治維新をへて急成長したと思ってるんだ?昨日までチョンマゲ結ってた人たちが、海外の来賓招いて舞踏会なんぞ毎晩やってたんだぞ?

 

それを国単位で当たり前だと思って、教育すら180度変貌した。

 

それが日本の特徴。排他的なのと革命的なのは日本の場合、表裏一体。あっという間にひっくり返る国民性なのだ。じゃなきゃ、100年以上文明が遅れていた日本が、世界大戦後にあっという間にアメリカを追い抜ける変態力を獲得できるとは思えない。

 

だから、日本の品質が神話になるのはこれからだと言いたい。

 

崩れたのではない。これから、これらの出来事の反省を踏まえて、いよいよ神話になるのだ。各国が想像もできない新たな工場、もしかしたら、工場という言葉すら当てはまらないようなものができるかもしれない。そういう新しい事を生み出す。それはまだどの国もどんな人も管理したこと無い、改善したこと無い領域だ。今まで『カイゼン』が世界共通語だったように、新しい工場を生み出し、新たなマザー工場として、復活した時こそ、日本のモノ作りが、真に品質神話となる時だと私は思う。

 

だから、切に願う、今の言語教育を見直して、更にアホなサクランボ計算辞めて、とっとと超絶詰め込み式の昭和の教育に戻してくれ(笑)

 

言語はもう文法よりも先に言語的恐怖心を払拭するのが先!兎に角、間違っても何でも話す!喋る!赤ん坊が言い間違えて、目くじら立てる大人は居ないでしょう?同じこと。英語を始めたばかりの人は赤ん坊なんだから、間違いを恐れるな!そして間違いを必要以上につうか、指摘しなくてもいいくらいの程度で許容する言語教育にすべき!そしたらガンガン喋って驚く速度で成長し、言語を習得する。

 

世界的な調査では世界4位の生産性と賢さを持つんだろ?日本人は。

 

もっと、良さを引き出す教育を進め、無駄な事は省け。まだまだ稼げる国に日本は成れる。国際化もボタン一つ架け替えるだけで劇的に変われると私は信じている。

本来指導に暴力は要らない!

八田専務理事は「どちらも決して起きてはいけないこと。体罰根絶の取り組みの整備、運用はそれなりに行ってきたが、それが決定打になっていないのかもしれない」と残念そうに話す。

ふたつの案件を踏まえ、同協会では来年2月、「暴力の撲滅に向けた強化策の提案・実施を行う」(八田専務理事)緊急プロジェクトを立ち上げる予定だ。

ひとつの案としては、協会オリジナルの指導者ライセンスを整備し、暴力やパワハラに頼らない指導について、再教育の機会を作ることだ。選手のすべての年代において競技団体独自の指導者資格が存在するのは目下のところ日本サッカー協会のみで、これにバスケットボール協会が続く。

さらに、2月に開催される全国春の高校バレーボール選手権大会(春高バレー)の際に、改めて日本バレーボール協会として、暴力とパワーハラスメントの根絶を宣言。啓もうのための策を考えていくという。

バレーボールの暴力案件が連続したとはいえ、当該の協会および連盟の実務的なトップポジションにあたる専務理事が被害に遭った選手の家族と面会するケースは異例のことだ。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

バレーボール日本代表クラスの選手である高校生が自死した問題。

 

バレーボール協会の理事は本当に当事者意識を以って、他のスポーツ団体が逃げ腰なこの問題を真摯に受け止めていると思える良記事。

 

読売巨人軍桑田真澄投手が、スポーツに暴力は必要ないと訴えて、とても良い動画やニュース番組のコラムに出演しているが、私は彼の意見に100%賛同する。

 

かといって今までの鉄拳制裁を含む指導性が120%間違っているとは言わない。

 

それは時代背景的な問題も含むと私は個人的に考えている。

 

例えばこういうことだ。

 

1.国や自治体にスポーツ支援的な環境が整っていない。

2.競技自体がマイナーで指導者と呼べる先輩が極端に少ない。

3.競技人口が少ないため、指導要領が確立されていない。

 

主にこんな感じで3つの理由がある場合。

 

その競技は短期的に人気を得たいとか、手っ取り早く強いチームを作りたいなどの理由で、短絡的な最短距離の指導法を取る場合も考えられる。これが、『指導性暴力』と私は定義したい。

 

でも、これは競技種目の黎明期にはあり得るし、もしかしたらそれによって効果もあるのかも知れないが、根本は間違っている。まず第一に。そうやって育てられた競技者は大成して競技者として成功したら、間違いなく暴力の再生産を行う。程度の差はあれこれはその指導性暴力を振るう事を正しい事だと認識しているからだ。

 

これが私が根本的な間違いという根源的理由。

 

普通に考えたら、判ると思う。『暴力を振るう事が正しい事であるという前提。』この認識が正しくないと誰でも言い切れるでしょう?(笑)

 

例えば自分の子供に置き換えてみて欲しい。部活動に励むとき、『殴られて育てるのが前提という指導者です!』という看板を首から下げている指導者に誰が子供を預けるのか?

 

あり得ないでしょう?

 

指導性暴力を認める人たちはこの事実をまず考えてほしい。

 

そして暴力の再生産を促す指導性は根本をはき違えており、今後そういうことが無くても目的の競技スポーツを楽しめる環境を作りたいという考え方が、非暴力指導制なんだと理解を私は求めたいと話しているのだ。

 

今の日本にはその非暴力指導体制を確立する土壌がある。

 

スポーツ省もできて、非暴力指導制を訴える当該スポーツ指導者が育っている分野も存在する。その指導者は有名なプロ、アマスポーツの大家である。

 

結果的に自死する子供がいる様な指導性が正しい訳が無い。人の命は極めて尊い事は言を待たないだろう。

 

だから、だからこそ私は訴えたい。暴力による指導は間違いだと。

 

JR北海道だけでなく廃線危機を抱える自治体には同じ問題が多い。

災害で運休が続く日高線の沿線町長の意見交換会の席に、高橋知事が初めて出席した。道の交通政策総合指針は鵡川―様似間のバス転換を示唆したが、地元では一部区間の運転再開を求める声がある。

知事は言質を取られたくないのか曖昧な発言に終始し、「リーダーシップを発揮して」「困っている道民、地域に寄り添うべき」「どのような振興策を考えているのか知りたい」と不満が噴出した。

市町村の動きも鈍い。持続困難路線を検討する会議のメンバーからJR北海道を外している地域すらある。「住民のためには欠かせない路線だ」と語るが、実態調査した自治体はどれだけあるのか。また、「JR北海道は情報開示せよ」と批判する割には、自治体の会議の多くは非公開で、住民には結論しか伝えられていない。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

JR北海道の経営問題に発展した路線異常を伴う行政案件だが、まず行政の首長が、のらりくらりと発言してリーダーシップを発揮しないのは自分の当落に関係ないからだ。

 

リーダーシップが必要で元国鉄JR北海道にしかるべき、国の支援が本当に必要なら、JR北海道は『商売なので、こっちも道民の為に不採算路線を助けたいが、経営努力ではどうにもならないのが実情なんです!』と客観的に理解を求める詳細かつ分かりやすい資料を作成した上で説明を行う筋道を立てて、廃線、バスへの転換を柱にした撤退策を提示して、それを避けるにはこのくらいの値上げが必要ですと道民に迫るべきだ。

 

その選択肢を判断するのに行政の力が必要なら、北海道庁を引っ張り出すのに十分な破壊力を持つだろう。それともJR北海道天下り先を怒らせたくなくて手をこまねいているのか?

 

だから、適当な追及に終始して、結果、詳細な説明を無しにいきなり値上げに踏み切ったのか?

 

他のJR路線に比べ安い運賃とはいえ、札幌以外に収入を十分に確保できる地域を持たない北海道の事情を鑑みると果たしてその意見だけで消費税増税分を超える値上げが道民の理解を得られるかどうか。

 

理解を得られずにそれでも経営の為と心を鬼にして値上げに踏み切るなら、件の脱線事故のような事が、金輪際起きないような徹底した改革案と実施事実の進捗情報開示を以って、経営の健全性を道民に訴え続けてほしい。

2025年地球人口95億人時代。

行元沙弥さん(30)は10月、大阪市の自宅である商品を受け取った。一見すると普通のプロテインバーのようだが、実は1本に粉末状のコオロギ50匹分が含まれている。味も昆虫とは思えず、「甘さ控えめのブラウニーみたいでおいしい」と同僚に勧めているという。

コオロギのプロテインバーを作ったのはバグモ(京都市)だ。複数の昆虫を試した結果、味の良さと栄養価の高さでコオロギを選んだ。タイの提携農家から仕入れたコオロギを他社に委託して食品にする。クラウドファンディングの参加者などに試供品を配ったところ好評だったため、今月に販売を始めた。10月に滋賀県パイロットファームを設けており、需要次第だが国内で自社生産を広げる可能性もある。

 

 

日経新聞記事より。

 

いよいよ、昆虫レーションがSF映画の様に現実になる世界がやってくるのか。

 

個人的にはムネアツである(笑)

 

昆虫学を学生時代に専攻して、分子遺伝学を学んだものとしてはワクワクが止まらない世界がやってくる。

 

昆虫食は食糧問題解決の最善手と言われ続けて早、30年。もう今は昔だけど、やっと、やっと、やっと日の目を浴びそうだ。もう涙がでるほどうれしい。楽しみである。

 

折角、日本は蜂の子を食べたりする食虫文化があるのだから、もっと見た目にこだわった食べ方形態も模索して欲しいな(笑)

流石、革命の国フランス、デモも半端ないです!

フランスで燃料税引き上げなどに抗議するデモが24日発生し、治安部隊との衝突でパリだけで24人がケガをした。仏全土では約130人が拘束された。運動は「黄色いベスト」と呼ばれ、2017年発足のマクロン政権下で最大規模のデモ。明確なリーダーもいないため交渉がしにくく、マクロン大統領に打撃となりかねない状況だ。

運動は燃料価格の高騰や燃料税引き上げに反対する声がきっかけとなって、11月になって盛り上がっている。ネット上で賛同者が広がり、シンボルとして蛍光色の黄色いベストを着て参加するのが特徴。現在はマクロン氏の経済政策全般に不満を持つ人が集まる。

2回目の大規模な週末デモとなった24日は、仏内務省によると全仏で10万6千人以上が参加した。パリの観光名所シャンゼリゼ通りではデモ隊がトレーラーに火を放ち、警官隊に投石した。警官隊は催涙ガスで鎮圧に当たった。中心部コンコルド広場などでは地下鉄が閉鎖された。

17日のデモには約28万人が参加し、2人が死亡、約550人が重軽傷を負っている。ネットで広がった運動だけに組織だって行動しておらず、治安当局も規模を読みにくい。

 

 

日経新聞記事より。

 

こういうデモがインターネットの呼びかけをきっかけに起きるのが凄い事だが、政府もこういう事態に対応しなければならないから、今後政府運営がより一層大変になるね。

 

逆に民衆側からしたら、こういう運動論をつかって政府と交渉するスタイルも確立されるかもしれない。選挙が蔑ろにならない程度にお願いしたいけど。

 

こういうニュースは中国は嫌いだろうな。体制崩壊につながりかねない。

 

個人的には拡散希望(笑)

医者を頼り過ぎるな。

慢性痛についての医師への教育が日本はアメリカやヨーロッパなど先進国に比べて大きく遅れているため、ほとんどの医師は慢性痛について十分な知識や経験がない。そのため、痛みの性質の変化や、痛みによる睡眠障害、NSAIDsが効き過ぎること、などの重要な情報を患者さんに問診することもほとんどなく、見過ごしてしまいがちになる。

さらに、この患者さんのように自分の健康に過剰な自信を持っていて、定期的な健康診断などを受けていない場合は、さまざまな「ヤバイ徴候」が見過ごされがちになる。

そして、この患者さんの場合、ただでさえ症状が出にくくて発見が遅れがちになる膵臓がんの中でも、特にわかりにくい膵尾部癌であったことが不運だった。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

慢性的な痛みなどに重篤な病の兆候が隠れていてそれを見過ごす医者と、自分の体調管理や、健康に自信があるため、慢心して医者の言う事を鵜呑みにする患者という趣旨の記事だった。

 

特に記事では日本の医者は海外の医者に比べて慢性痛に対して所見を多く持っておらず、見過ごしがちという特徴があるとか。これはとても納得できる。日本人は痛みに強い民族性があると思う。我慢強いとでもいうだろうか。

 

中国に来てびっくりしたのは中国人が本当に痛みに弱いって事。ちょっとの擦り傷、切り傷でも死んじまうかの様に大げさに騒ぐ。頭痛、歯痛、腹痛なんかもそう。痛みに強い中国人の方が絶対少ない。

 

で、

 

私が中国に初めて駐在した時、家に配備されていたミネラルウォーターサーバーの水が実は古くて腐っているということがあった。マンションに入ったばかりの自分は当然交換してあると思って、使ってしまったが、実は賞味期限切れの水でそれが元でひどい食中毒になり、入院する(笑)

 

三日間絶対安静を医者から言い渡され、外国人専用病棟で2日間連続で点滴まみれの日々を送ったが、その時医者に言われたのが、『よく、こんな脱水症状になるほどの腹痛に耐えましたね!』『私は医者ですが、とても耐えられません。』『日本人はだいたいギリギリまで我慢する人が多い。』『痛いのを我慢しすぎです。』とまあ、矢継ぎ早に文句を言われた。

 

私と相部屋だった当時課長職をされていた生産部の人も同じサーバーを使っていたので、一緒に入院したのだが、全く同じことを医者から言われた。当時はニーハオとシェシェくらいしか中国語が話せないし、判らなかったので、何言ってるのか全く知らん顔だったが、通訳が教えてくれたので、文句を言われているのは理解した。

 

そのくらい、痛みに対する認識や対処が日本人と中国人(外国人)では違う。

 

だから、体の基本的な反応、『痛み』に対して『原因究明』はもっとシビアに行った方がいいと思う。原因が慢性的な痛みだったとしても、間違いなく掌握されていれば良いが、それが大病を患う方向性のある痛みであれば、しっかり原因を特定し、対策する必要があると改めて思った。

 

原因を究明し、対処した上で、例えば致死性のガンだったりして死ぬのは仕方が無い。それは事故だから。どんなに頑張っても完璧は有り得ないから。でも、自分の思い込みや見過ごし、または原因究明を疎かにした為に起きた致命的状況ならこれは後悔が残る。ああ、やっちまったと。

 

だから、一生懸命生き抜いた結果なら納得できるが、手抜きでヘラヘラ生きた結果ならそれは自分自身の敗北なので受け入れたくないという話。勿論、手を抜かずにやってるつもり(笑)