トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

選挙してきた

参議院選挙投票してきた。私が尊敬する企業家、元タリーズコーヒージャパン創業社長松○公太氏も議員になちゃった。

まあ、ああいう企業家が政治に関わること自体は非常に興味深い。でもこの度この日記に書くのはそっちじゃない。選挙期間に日本に帰っていろんな人と話した。元カノとかその周辺の女友達とか。すると衝撃的な一言をぶつけられた。その一言とは『だから振られたんだよアンタ』これはワシの女史友達の台詞。まあ男前なんだ彼女は。

私がもっとも気に入っていた最強彼女Eちゃん。彼女が去り際に私に放った言葉『トマとの未来が見えない…。』当時私はなんのことやらさっぱり意味が解らず???の状態だった。もっともその当時それを冷静に考えられるほど頭がはっきりしてなかった。この世の終わりくらいの衝撃で足元も危ないくらい動揺していたからね。

女史友仮にAとします。Aさん曰く『あんたそんなこと言ってるから振られたんだやっと解ったよ』といわれた。なにが?と聞き返したら。

『自分で家事が料理が出来るとか金の管理が出来るとか結婚はリスクにしかならないとかだよ。』

???余計訳が解らなくなって『なにが?』と間抜けにも聞き返してしまった。するとAは続けた。

正直女の私もトマが振られた意味が解らなかった。『未来が見えない』って言い方の意味がね。でも今わかったよ。トマといると不安になるんだよきっと…。

え?なんで?意味わかんないですけど。

Aが言うのはこういう意味だ。当時彼女は30代前半。付き合い始めたときに結婚する意味がわからないって話を確かにしていた。付き合うその時に『結婚する気がありますよ』って前提で付き合うべきだったというのだ。女性は付き合うという意味が年齢層によって劇的に変化するものらしい。それは大雑把に10代、20代前半、20代後半、30代前半、30代後半、40代で変る。

10代は結婚を考えない彼氏。20代前半は結婚を視野に入れた未来が考えられる彼氏、20代後半〜30代前半は結婚前提の彼氏。30代後半は結婚即戦力の彼氏。40代結婚しない彼氏。らしい。

彼氏の年齢が20代後半から30代前半である場合、結婚がありえない彼氏は付き合う男性対象外。そこに女性自身の年齢が加味されるとこの傾向が強くなっていくらしい。つまり、告白の段階で『結婚』があるかないかはっきりさせないとこの年齢層の男性との付き合いは『断る』傾向にあるというのだ。

非常に興味深かった。私は当時あまりに未熟でその女性特有の年齢による心情の変化を計算に入れていなかった。当時30代前半の彼女には付き合うその瞬間に『私はあなたとの結婚を視野にいれてますよ』というアピールが必要だったというのだ。ここが、決定的な男性の結婚観の差である。

男性は付き合う過程で『結婚』を『意識』する。女性は『結婚』ありきでそれが上手くいくか行かないかを付き合う中で『検証』する。

この意識差は非常にネックになってくる。結論を直感する女子と結論を求めようとする男子。はなから勝負になる訳がない。これじゃ男性が女性を『女心と秋の空』とたとえる訳だ。向こうは既に結論出ていることを『意識せず感じている』のだから。

だからAは言うのだ。『今の彼女はトマには2度と現れない女だよ』と。確かに説得力がある。自分で言うのも何だが彼女は確かに年も若いし、頭悪いし、仕事も出来ないし、精神的に未熟者だし、車も免許あるのに運転できないけど。私を理解しようとする心がけは一生懸命だし、私の活動については全力で理解してくれている。その上で『結婚は必要ない』『3年帰ってこないから別の彼氏を探せ』との最後通告をものともせず『まってるから待っていられる証拠を頂戴。』と言える強さを持っていた。

その『直感』にはいつも驚かされる。私の彼女は特に色眼鏡でものを見ない。必ず自分で確認したものしか信じない。だから私の活動も理解したのだろう。彼女は先入観が殆ど排除されている。つうか先入観による評価を嫌う。嫌悪に近い感情をもっている。

そんな女性は確かに手に入りにくい貴重な存在なのだろう。今回の選挙はそういう貴重な意見が聞けた非常に意味のある選挙だった。もっと早く知っていたら今の彼女にもっと『やさしく』してあげられたのにな。まあ普通、もっと早く知っていたら『元カノ』と別れずに済んだとか言うのだろうが残念ながら彼女には完全に冷めているので欠片ほどにもそんな気が起きない。今の彼女が今の私には全部ですから。