いつもは使わない会社の近くまで走っている『公共バス』中国語では『公共気車』もしくは『公交車』ゴンゴンチーチャとかゴンジャオチャーと言う。これのＫ７６３と言う番手のバスがあるのでそれの終点まで行って見る。基本循環バスだと思っていたのだが…。
ああ、そうそう、今日から中国は日本の建国記念日に相当する『国慶節』で５連休。なのでバスの旅を実行してみた。
さて。さっそく自分のマンションからバスに乗って終点へ向かう。見慣れた駅を通り過ぎ、第一目的地の『包子』ヴァオズ屋さん（肉饅屋さん）を発見！さて降りようかなと思ったら…。降りられなかった･･･。降りるタイミングにバスの降車位置にいないとバスは勝手に駅を通り過ぎる。
『ちっくしょー！しくじった！』
『下了！下了！』（降りるから止まれよ！）
と叫べば止まるのだが何があるかまだわからないので無駄な体力使わないようにここは見送る。
しばらくして終点の一個手前でなぜか全員降りる。
『？？？』不思議に思っていると運ちゃんが『到了！』と私をにらむ。『えっ？！』ここ終点な訳？
そうなんです。ここ終点なんです。どうやらバスマップに記載されているこの路線の終点は『バス倉庫』らしく一個手前が事実上終点なんです。だから運ちゃんが『降りろよあんちゃん！』とやさしく教えてくれた訳です（＾＾）中国では怒鳴ったり大声出すのはやさしさです。本当に頭にきていた場合問答無用で蹴り飛ばすか殴ります。ファイティングポーズとり始めたらマジ切れしていますから、真後ろ向いて逃げましょう。洒落にならないほどやられます。中国人はこうなると殆どの場合、手加減を考えないので、真面目に死に掛けますから死んじゃわない用に真剣に逃げましょう。
私は運ちゃんに『あ！』と答えて車をおりました。『あ』とか『あ〜？』は万能語です。今の場合『解った解った降りればいいんでしょ？はいはい降りますよ』くらいの意味です。
で。気を取り直して周辺を探索します。
郵便局発見！
キヨスクの様なつくりで雑誌が売っていました。中国では本は政府の管轄でやたらめったら買ったり出来ません。古本もちゃんと免許の有る人が売っていたりします。だからこんな田舎だと国有企業の郵便局が書店であり、郵便局であり、メディア発信場所だったりします。
そのほか飲食店なんかは普通に偽ケンタッキーとか偽マックとかがあったりして管理のアンバランスさが受けます！
さて。終点を後にして、目指す途中の『野良市場』へ。野良猫とか野良犬と同じ意味で野良市場。その辺の空き地に勝手に出現してどかされるまで存在するアバウトな自由市場のこと。ここはきっと鮮度の高い野菜や果物があると思っていってみた！
確かに鮮度は高かった！野菜もいいものがそろっていた！肉が生きていたけどな！目の前で鳥がバサバサさばかれて行ったよ･･･。初めて見た鳥を絞める所。豚肉も外観がわかる塊からどんどん小さな塊へ鉈みたいな包丁で解体されていっていた。ハエが凄い勢いで飛び交っていたので肉は買うのを辞めた･･･。
その野菜が以下の写真！これで日本円で２４８円です。〆て１８元でした。スーパーで肉でも買ってカレーでも作るかな？大きさ比較のために味塩の瓶を置いてみた。
総重量５?を超えたので重いから一旦家に帰る！
で。そのついでに『包子屋』へ。メニューを見るとスーパーの半額！そこまでは理解できたが文字が読めなくて肝心の饅頭の中身がわからない･･･。泣く泣く中国語の修行不足を恨みながら帰る事に。流石に中身のわからないものを食う勇気が出なかった。日本ならまだしも、中国は本当に爆弾が出る可能性があるので。以上が今回のバス旅になります。また旅をしたらレポートします！
