日経新聞を購読しているのですが、日本の政治って本当に煮え切らない。どこぞの大阪市長も調子に乗っているとしか思えない。確かに税金を大量に投入して赤字で経営するのは悪い。民間にたとえたら倒産して当たり前だろう。でもその経営責任は『経営者』に有るのであって、社員が悪い訳では無いはずだ。
社員は与えられた仕事をきっちりこなしているに過ぎない。そりゃ、社員として協力すべき事は協力すべきだがそれがいきなり減給40%とは度を越えている。考えてみて欲しい。いきなり給料半分といわれて普通の人が生活可能か?しかも段階的にではなくいきなり来月からとか正気の沙汰ではない。
リーマンショックの時に我が社は10%の減給を協力して会社を支えた。倒産しては元も子もないからだ。でも、それでも住宅ローンを抱えた世帯や老いた両親を扶養している若い世帯は生活に窮していた。
自分はまだマシな方だったがその『協力』のお陰で転職を余儀なくされた人達も居た。
たった10%でその様である。40%の減給なんて耐えられる訳が無い。大阪市の業務ならは経営陣は他ならぬ大阪市長だろうに。だからリストラする。だから削減する。理屈は解るがやり方が乱暴すぎないか?リストラだってタダじゃない。イニシャルコストが必ずかかる。雇った従業員の身分を保証する義務が企業にはある。企業の都合で切るのだからせめてその先、生きて行ける道筋だけでもつけるのが責任ある態度ではなかろうか。
そんな血も涙もない政策はいずれ破綻する。アムロが行ってたじゃない。『夢みたいな目標をもってやるからインテリはカゲキな事ばかりする。そうする中で理想は置き去りにされるからインテリはいずれ世捨て人になる。』ってさ。
シャア様は『地球が持たん時が来ているのだ!アムロなぜそれが解らん!』と切れていたけれど。
もたないからって隕石落としちゃいかんだろ…。(本末転倒)
民衆と共に生きなくて何の政治か。やることは派手だが、だからこそ他ならぬ民衆がしっかり監視しなければ『独裁者』を生み出す事になってしまう。
で?いつ選挙するんですか?