orangeitems’s diaryというブログに『45歳以上に対し、早期退職・希望退職者募集の嵐が吹き荒れているということ』という記事を見かけた。
同じくNHKの記事を引用したツイートとかもおおよそ同じような論調。
(以下抜粋)
45まで富士通いて、大手大手でチヤホヤされて、他の会社を知らず富士通一筋で来たのに、突然引く手なしの転職市場に放り出されるか派遣になるか選ぶの、あまりに地獄すぎん?
奥さんもショックだろうし、これからの人生いまより好転する可能性がほとんどないの、想像するだけできつい……
(抜粋終わり)
富士通は管理職送信試験が難しい事で業界に知られている。それら管理職を含む非管理職を一斉整理するために希望退職を募っているのなら、新卒から約23年掛けて育て上げた自社社員は育成失敗だったと認めたようなものだ。
ただ。私が考えるにこれは始まりに過ぎない。最初に紹介したブログの記事では一部上場企業がこぞって45歳以上の希望した異色という名のリストラを敢行している。
つまり、イノベーションに耐えられない45歳以上の手あかまみれの人材は男女を嫌うべからず必要ないというのが、一部上場企業の偽らざる見解なのだ。
これは滑稽だ。リストラを決定した経営陣は勿論自らの首も斬る覚悟だろうな?
恐らく違う。
結局、おのれらの無能な人材育成ぶりは棚に上げ、本当なら感謝すべき自社の尊い兵隊を切り捨て、責任転嫁した挙句、のうのうと再起を図るつもりだってことだ。
だから、日本人の経営者は押しなべて無能だと繰り返し訴えてる。
中国ならこういう斬り方はしない。まあ、もっとエグイ斬り方をすることもあるが。その場合でも、手厚い退職金というか、退職ペナルティーを会社が負う事に法律上なっている。
もう、ここに至って、日本の経営者はクソ揃いなのが明白である以上、法令によって、そのような理不尽なクソ行為に厳罰に値するペナルティーを科すべきだ。
労働者が割が合わなくて、泣きを見すぎる。これで、働き方改革とは片腹痛い。
働き方を変えるのなら、当然経営陣の働き方も、強制的に変えるべきだ。
お互い様だろ?