小島被告は謝罪の気持ちは「一切ない」と述べ、遺族への思いを聞かれても、「私が刑務所に一生入っている(ことの)方が、優先されるべきと考えた」と言い切った。
起訴状によると、小島被告は昨年6月9日夜、新横浜-小田原間を走行中ののぞみ車内で、女性2人になたで切り付けてけがを負わせ、梅田さんにも切り付け、殺害したとしている。
↑
日経新聞記事より。
法の裁きの限界と思える記事。
遺族の方々はもう、いたたまれない気持ちで一杯である事だろう。
ただ、この被告はこれから待っている場所を舐めて掛かっていると思えてならない。
刑務所はそんな甘い所では無い。
入った事は無いけれど、昭和映画の名作古阿部譲二さん原作の「塀の中の懲りない面々」にもある通り、塀の向こう側も、人間関係の渦がそれこそ、娑婆より色濃く渦巻いている。
万歳三唱してまで、人を2人も殺めてまで行きたかった向こう側が、どんな世界なのかじっくりこれから味わう事となるだろう。
そうそう甘く無い事を身をもって体験して頂きたい。
噂は意外に広まるのが早い。
壁の向こう側はきっとこちら側とは違う価値観、違うルールで回っている事だろう。
したり顔で、裁判を終えた被告に何が待っているのかは本当の所、解らないが、せめて残されたご遺族が少しでも気が晴れるような結末を望む。