トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

名ばかり〇〇が今回多く顕在化したと思います。

今回の新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、多くの人が経験することになった在宅勤務は、共働き世帯、とくに子育て期の共働き世帯が仕事と育児を両立するうえで抱えてきた問題を解決することにつながったのでしょうか。

これまで朝早くから夜遅くまで働いていた男性が家族との時間を確保できたり、家事や育児をより担うことができたというケースもあったと思います。しかし、必ずしもそのような世帯ばかりではなかったようです。

「自分も在宅勤務で仕事をしているのに、休校中の子どもの家庭学習のサポートや食事の支度は自分任せで不公平だ」とか、「自分は保育園に通えない小さな子どもの世話と仕事をなんとかやりくりしているのに、夫は1人別室で仕事に集中している」など、家事や育児の負担の偏りをいつも以上に痛感したという声も多く聞こえてきます。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

この週刊東洋経済記事でも言及していますが、名ばかり〇〇が今回の新型コロナ騒ぎで絶対あちら、こちらで表面化していると思います。

 

その一つに名ばかり「名ばかり共働き」がこの記事の指摘の通りあるのだと思います。

 

結局注意して共働きを実現しようと色々夫婦間で手分けしていても、個々人が育っていく中で培われた生活習慣や国民性みたいなものは無意識化で当たり前となっている部分があるので、実際に客観的現状を問われる特別な事態、今回のコロナのような事が起きると顕在化する事が解りました。

 

解っているつもりなのに実際は判ってないってやつですよね。

 

まだ記事として出てくるような事象は珍しいケースなのか?それともある程度の声となってまとまっているから議論の対象となったのか私にはわかりませんが、どちらにせよ、名ばかり〇〇はこれからもしばらく出てくると思われます。

 

その時にイライラするのではなく、出来る事なら、こういう「気付き」があったよ!と共有できる余裕というか、心持ちを持っていたいと思う。

 

新しい発見に気が付いたことは少なくても今までの生活になかった何かを見つけたというプラスなんだから、それが負の感情を伴うものだったとしても、回避や解消につながる発見ならポジティブに喜び合いたい。これに気が付いたから、改善できると。

 

多くの人はニューノーマルといわれるこれからのコロナが一緒にいるのが当たり前の社会に不安を持っているだろう。それが見えないストレスになって、不安を増長し、イライラが募っているのかも知れない。

 

でも、知恵のある人間なので、そんなものに惑わされず、悠々と生きてみたい。