トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

相互理解を深め補える組織体制を作らないと不味いと思う。

同じようなミスを繰り返す、何度催促してもレスポンスが返ってこない。そんな「要領の悪い部下」に悩む上司は多いと思います。しかし、彼らは決して仕事のやる気がないわけではありません。
日本では、20人に1人が発達障害と診断されており、グレーゾーンの人も含めるともっと多いと言われています。不注意、多動性、衝動性の症状が特徴で、その特性がゆえに、「普通に働く」ことに困難さを感じる人がたくさんいます。そんな彼らにとっては、上司が良かれと思ってやっていることが実は逆効果、ということがあるのです。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

発達障害系の傾向個持つ部下の話が東洋経済に載っていた。

 

こうなるともう対策無しに職場を切り盛りするのは自殺行為だという事が解る。

 

職場の生産性を上げるには「こういう性質を持った人材」というのを周知して周りのマジョリティー勢力に理解を求める事は元より、そのマイノリティー性質を持つ部下に対して行われている働き方環境の整備を「利益供与」や「便宜」だと誤解されないような配慮が必要になってくる。

 

こうなると周りの理解を得るために打たなければ行けない施策や論議事項は結構ある。こういうのをダイバーシティーに対応するというのかもしれない。

 

人が少なるなるという事は相対的に今までと同質の傾向の人材が減り、こういったマイノリティーの人材が入ってくる率が増えるということだろうから、それに耐えうる組織作り、円滑に相談可能な組織連絡の仕組みを前もって設定しておかないと壊れる人が多く出ると考えられる。

 

これは大変な仕事だが、やり遂げた組織は劇的な改善を図れると予想できる。