誤射されて人質としてとらわれた我が子をイスラエル軍に殺された母親のコメントが記事として語られている。
以下CNNのWEB記事より。
パレスチナ自治区ガザ地区で先週イスラエル軍に誤って射殺された人質の一人の母親がこのほど、銃撃に関与した部隊にメッセージを送り、「今回起きたことはどれも、あなた方の過ちでは全くない」と呼び掛けた。
発言したのは、亡くなったヨタム・ハイムさん(享年28)の母親イリスさん。この事案ではイスラム組織ハマスに拉致されたイスラエル人男性3人が犠牲になった。
イリスさんは音声のメッセージで「あなたたちを深く愛している、遠くから抱きしめているとの思いを伝えたかった。今回起きたことはどれも、あなた方の過ちでは全くない。ハマス以外の誰の責任でもない。ハマスの名前と記憶が地球上から抹消されることを望む」と語った。
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こんなにも根が深いのかと思わせる記事だった。
やはり、戦争はろくなことにならない。戦争を始めるのは政治家や軍司令官なのかも知れないが、犠牲になって死ぬのは兵士や民間人だ。
始めた奴らは戦地に出ない。
いざ始まってしまったら、そこはどんなに理不尽だろうが、やるか、やられるかしかない。躊躇していたら自分が死ぬ。そんなバカげたことを全然関係ない人に強いるのが戦争なんだ。最も忌むべき人殺しを他人にさせる行為だ。
戦争程悲惨なことは無い。誰も得しない。
誰も良くならない。ただただ不幸になるだけだ。21世紀に入ってこっち、戦争が増えている事に大変危機感を覚える。人類の霊長なんだろう?我々人類は。無理やり仲よくしろとは言わないけど、戦争を回避しようとしろよ。
なんで、殺しあわなきゃいけない?どちらか一方を殲滅する迄やる必要がある事なのか?
早く人の母親にこんな事を言わせなくて済む世の中にしなければならない。