政府は公的年金に上乗せする私的年金のiDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)について、掛け金の上限引き上げを打ち出す。運用次第で老後の所得を増やせる仕組みを拡充し、岸田文雄政権が掲げる資産運用立国の実現につなげる。
政府は6月にまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に上限引き上げの検討を明記する。自民党金融調査会が政府への提言で「年末にかけて議論される年金改革の中でイデコについては加入可能年齢の上限引き上げのみならず拠出限度額の大幅な拡充など大胆な改革を求めたい」と盛った。
複数の政府・与党関係者からは上限額について「倍以上に引き上げるべきだ」との声があがっている。厚生労働省の審議会で具体論を議論するとみられる。
イデコは320万人程度が加入している。掛け金は所得税などの金額を計算する際に所得から差し引く。運用益は非課税で、受け取る際の税優遇もある。掛け金を多く積み立てることができれば運用益は増えやすい。
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日経新聞WEB記事より。
いやー、もう何十年も前から言われている通り、仕送型年金制度は維持する事が、人口分布上無理なんだから、やり方変えれば?
それとも、人口オーナス期の団塊ジュニア世代が死滅する迄、今の年金制度を維持できれば、そっから先はまた人口増が見込めるから、制度を買えなくて良いという国家百年の大計的な目論見でもあるの?
その間割を食い続ける世代は無視ですか?そうですか。
結果、ロストジェネレーションと言われる世代は踏んだり蹴ったりって事ですね。
搾取され、恩恵も受けず、老年の、先は短し、我が道を逝く。
(心の川柳)