以前のAIアシスタントが、冷静な図書館司書と話しているような感じだとしたら、新しいChatGPTはフレンドリーでおしゃべりな同僚のように感じられる(時折ナンセンスなことを並べ立てる同僚ではあるが、誰にもそのような同僚が1人はいるのではないだろうか)。
これらのデモや、アップルがOpenAIのテクノロジーをiPhoneで使用する協議を進めており、生成AIを搭載した「Siri」の新バージョンの準備をしているといった最近のAI関連ニュースは、冷たく人間味のないAIヘルパーの時代が終わりに近づいていることを示唆している。
それに代わるものとして私たちは、遊び心のある知性、基本的な感情的洞察、幅広い表現モードを備えた、『her/世界でひとつの彼女』のサマンサのようなチャットボットを手にしつつあるわけだ。
こうしたものに嫌悪感を抱くユーザもいるかもしれない。だが、多くの人は新種のAIアシスタントが気に入り、高く評価するようになるだろう。そして、中にはセオドアがそうだったように、必然的に恋に落ちるユーザも出てくるはずだ。
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週刊東洋経済記事より。
オープンAIが送り出した今回新型AIの「GPT-4o」の真骨頂は何といってもその口頭言語処理速度だろう。
今までは文章で、プロンクト(通称呪文)を書き込んでやって、指示を出してやらないとAIは生成作業を出来なかった。これが、会話で可能になったのが、今回の目玉機能と言える。
AI自体の進歩もさることながら、これだけの処理をどうやって高速化して処理しているのかが凄く興味がある。日常的に行われる会話に3秒と送れずに返信をしてくる「GPT-4o」に果たして人類が違和感をもつのだろうか?「下手な子供より面白い遊び相手になってしまうのでは?」と思う。
エクセルの関数作成で、相談出来たりしたら、学習のサポートとかも出来てしまうのだろうか?とうとう、学校の先生より優秀な教師が誕生してしまうのか?