トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

アジアの国々へ安全保障提案

公明党山口那津男代表は28日の党会合で、多国間の安全保障対話枠組み「欧州安保協力機構(OSCE)」のアジア版創設を提唱した。国際情勢の不安定化を踏まえ「今重要なのは、スピード感であり緊密な情報交換だ。アジア各国の情報と対話のとりでとすべきだ」と述べた。

新機構は東京に事務局を置き、米国や韓国のほか中国、ロシア、北朝鮮にも加盟を呼びかけたいと意欲を表明。核廃絶や地雷除去支援に向け党として来春にも発表する「平和創出ビジョン」に反映させる考えを示した。

 

 

産経新聞WEB記事より。

 

流石産経新聞!こう言う所は4大新聞に名を連ねているにも関わらず尖っている産経新聞の心意気を感じる。

 

公明党の機関紙、公明新聞でもなく、支持母体創価学会の機関紙聖教新聞の記事でもなく、わざわざ産経新聞ってのが、『そこがシビレル、あこがれる~(ジョジョの奇妙な冒険第一部より)』ってもんだろう。

 

流石よな。産経新聞

 

これ、政治的には非常に重要な記事だと考えられる。

いま、インドが発展途上国を率いて頑張っているが、それもイマイチな状態。結局、インドについていけてない停滞環境を醸しだしてきている。

 

その中で、明確にアジアの盟主という形で、限定的ながら、国際協調をくくりの同じ組織形態をもって、発信した日本の意義は大きい。

 

然も、自民党総裁選の最中に打ち出すところが、山口代表のしたたかさを伺わせる。

 

これ、この記事の件を口にした総裁候補が居たとしたら、今も、今後も含め、公明党は貴方を押しますよ!いという政党外交的メッセージに他ならない。

 

それを党の機関紙じゃない産経新聞がわざわざすっぱ抜いて記事にしたところが面白い。記事その物の影響力だけでなく、話題の影響力にも貢献してることを産経はきっと解っててやってる。こういうのは見てて楽しい。