明日で今年も終わり。
平成という元号も終わる。
元号が変わるのは2019年5月からな訳だけど。
今年は年越しのSkypeも大学時代の同級生とやらないし、家で年越しそばをこさえて、一人蕎麦三昧になる予定。
蕎麦大好きな超蕎麦党の自分としては、ざるそばから入って、肉汁蕎麦を食べ、最後にまたざるそばで締めにしたい。
一日は日本食レストランが製造したおせち料理を取り寄せしているので、恐らく昼頃配達しに家に来るはず。それを正月三が日食べ続けて、一切自炊はしない予定。元々、おせち料理とは大晦日から正月三が日までを主婦に家事を休ませるために開発した代物で、年始の祝賀の他に意味のある食べ物だったのだから、これでよいのだ。
前回駐在の時は日本食品店に行って餅を手に入れて雑煮も、お節も自作したけど。
おせち料理を自作する根性は今は、無いなぁ。手間の割に美味しく作るのがとても難しい。お雑煮は楽勝だが、昨今、日本食材屋がつぶれてしまい、餅が手に入らない。
明日、ちょっと探してみるが、大型店には逆に餅なんて正月しか使わないもの入荷しないのよね。
中国人の彼女が今年の年末はとても機嫌が良い。
彼女の旧暦の誕生日は12/22で、新暦の誕生日は1/5なんだけど。クリスマスイブが12/24でクリスマスが12/25でしょう?元旦、1/1は1日だけ中国もお祝いするので、正味、12/22~1/5まで彼女にとってお祝い事が連続で続く特別な週間になる(笑)
中国人の彼氏は彼女至上主義なので、それこそ月給の手取り全額突っ込むよ様なプレゼントを平気でする。こういう大事なイベントの日にね。中国は見栄と実力が正直に評価される世界なので、そういうプレゼントの金額で、彼氏の経済力や愛情の量を測定する習慣がある。センスなんぞは二の次で、まず価格だ!(笑)
解りやすくていいね。
彼女の年収の7倍の年収をもらっている彼氏の私はそりゃあ、高価なプレゼントを要求される訳でして。この点に関しては日本人の女性の方がナンボかマシだ。毎年あるベントに毎回10万、20万のプレゼント要求されたりしないでしょう?(笑)人にもよるか。
昨年、一昨年と一切、その手のイベントは仕事の為、ぶっちぎって来た。
中国はバレンタインデーが年二回ある。一つは7月の七夕。これも旧暦なので8月かな確か。そして全世界的に一応存在する2月のバレンタインデー。中国では七夕の方が、メジャーで、そちらにウエイトが重い。
夏場に広州に居るときウィーチャットのボイスチャット機能で夜23:00くらいに立て続けに日本語でワーワー喚き散らす伝言が入っていたことがある。
彼女曰く、いつも『あなたのお仕事は忙しいし、出張多いし、いつも一か所に居ないこと知ってるから、大丈夫よ。』と言っていたのだが、そのボイチャには『話したくても、あなたは居ないし、私だって、寂しいだもん!悲しいだもん!』『みんなで、ザリガニ食べに行く!あなたの分も、やけ食いして、太ってやる!』『給料全部使って、貧乏になってやるんだから!』と訳の分からない怒りをぶつけて切れていた。(通話が切れたの意味ね)
翌朝、『昨日はごめんね。なんか私、酔っ払っていっぱい変な事あなたに言ったと思う。忘れてね。私は大丈夫だから。』
と彼女から、謝罪が入っていた。
結構、気丈な性格の子で、中国人にしては良く気が付くとても頭のいい女性なんですが、その彼女があんなんなるなんてなぁ。と思ったものです。それだけのボイスチャットが入っていたのに丸一日放置していたら、夜に怒りの電話がかかってきた(笑)
なんか反応しろよ!
メール見てないの!
だそうです。
まあ。面倒くさいから放置して置いたのですが。やっぱ、怒るよね。反省はしてないけど。だって、反省しても、かわいそうだと思っても、仕事をホン投げて、無錫に戻る訳にもいかないし、下手に電話して話しても、会えない以上、火に油だろうからね。なので、無視を決め込んで、怒りの電話が来てから、具体的に何をすれば収まるのか要望が相手から提示されるのを待つのが最も手間がかからない。
と、上記のように彼女に説明したら、そっから、30分説教された(笑)
夏が終わって、去年のクリスマスあたりに一回帰れる予定だったのですが、急遽仕事がおしてしまい、結局帰れたのが、1月末近くという状態になったことがありました。
仕方ないので、クリスマス帰れないと彼女に伝え、プレゼントはウィーチャットで現金送るから好きに買えと言い、どうせクリスマスも一緒にご飯食べるだけだから、プレゼント買えれば俺いなくても良くね?自分で好きなもの食べて、なんだったら友達も呼んで一緒にパーティーでもすればその費用全額俺が払うから。
と提案したら。
泣かれた!(笑)
ええ、そりゃ、もう。電話口でこっちが引くくらい泣かれた(笑)
『あなたは時々とても冷たい事を言う!』『私に会いたくないの?』
だそうだ。
いや、会えない前提だから、いろいろ便宜を図りますよ?と提案しただけなのに、ああも泣くとは想像してなかった。たかだかクリスマス帰らないだけで。まあ、彼女の旧暦の誕生日も、新暦の誕生日も、元旦も、結果的には帰らなかった訳ですが(笑)
そんで、無錫に一月下旬に帰ってから、彼女に会うより先に御贔屓にしていたclubのおねーちゃんに会っているのがバレて更にクッソみそに怒られた(笑)なんでバレたんだろう?(実はclubのねーちゃんが彼女の知り合いの友達だったと後に判明!)
いや、これは訳があって、出張に行く前におねーちゃんに店に行く約束をしてたのだが、仕事の都合で行けなくなって、そっから2か月近く無錫を離れたので、詫びと約束を果たすためにお店に挨拶がてら行ったのよ。
そしたら、店に入って20分ぐらいで電話がかかってきて、無視して消音にしてたら、ウィーチャットで今どこで飲んでる?と飲んでる事を知ってるメールが入る。正直にclubで飲んでる。と返信したら、そこは普通濁すだろ!なんで正直に答えるんだよバカ!と返信が来た。
いや、嘘つく方が不誠実だろう?
といったら、すぐ電話がかかってきた(笑)
5分くらい説教。clubのおねーちゃん事情を察して退場(涙)
私を一人にしないで(泣)←我が心の声!!
まあ、そんな去年、一昨年だったので今年はずっと年末年始は無錫に居るから、彼女の機嫌が比較的良い。
もう、クリスマスプレゼント兼、彼女の誕生日プレゼントは選び終わっており、あとは買いに行くだけ。
なので、私は外が寒いから、お前ひとりで買いに行け。お金は渡してあげるから。ワシは寒いから家で布団にくるまって、寝ながら、信長の野望やってる。といったら、6発ほど殴られた(笑)
あなたは何という彼氏なの!
私は、なんて馬鹿な女か!こんな人を選んでしまって!
と仰るので、中国語で私に文句言えば?もっといっぱい文句言えて、きっとすっきりするよ?(痛くもかゆくもないが、20発も30発も殴られるとさすがに痛いときがあるのでダメージ軽減策(笑))
すると彼女は
中国語でも何と言ったらいいか、言葉も出ないわ!
との事。
仕方ないので、『あ、そう。じゃあこの話はここで終わりね(笑)』とお仕舞にしたら、平手で足を叩かれた。
これが私の返事や!
あなたと話し、ときは(話す時、と彼女はしゃべれない事がある。)出来るだけあなたが隣にいるのがいい。私すぐ気持ちを表現できるだから!
翻訳するとこうなる。
あなたが口ばっかり達者なので、私はイライラして手を出してしまう!中国語でも日本語でも、頭に気過ぎて言葉にならないから、叩いて自分の意思を表現する!だから、私と話すときは黙って隣に居ろ!
まあ、だから、この手の話をするときは出来るだけ、チャットとか電話にして、直接攻撃が来ない様にはしているのですが(笑)
中国人女性、特に北の方の大都市圏、(北京、天津、大連)と西よりの方の大都市、(成都、湖南)や別格の上海あたりの出身女性は気が強く、愛情あふれる気立ての良い、聡明な子が多い。気の強さは日本人女性の気が強い人とは比べ物にならない。一度本気で怒ると烈火の如く怒り狂う。まるで阿修羅の様(笑)
ですが、瞬間湯沸かし器で、他の事に気が散ると、さっと切り替わって怒りが収まる。怒っていたことを忘れるくらい切り替えが早い。
なので、日本人としか結婚したことのない私にはとても見ていて面白く、飽きない女性に見える。からかうとこの世で一番面白いのが中国人女性だと思う。
その代わり、彼女らの恋愛観は彼氏彼女曰く、100%結婚目的なので、裏切ると刺される事も不思議ではない。日本人の恋愛観とは全く異なるのでそこは注意されたし。遊びの恋愛はこと、中国に限っては極めて少ないのだ。
もし私が無事に帰国しなかったら、そう言う事だと思って、墓前に線香の一本も備えていただけると成仏出来るかも知れない(笑)
冗談冗談。
明日は、市内に出て、餅探しとお雑煮の材料調達だな。