トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

女性はタイムリミットが多すぎる

日経新聞に女性の出産時期とキャリアのバランスをどうするのか?という主旨の記事が出ていたので抜粋してみた。以下記事抜粋。


働く女性は産み時をどう決断すればいいのか。東京の教育事業会社に勤めるC子さん(38)は、体験から「決断より重要なのは、産んでからも働き続けられる態勢をどう準備しておくか」と語る。

 コンサルティング会社時代の激務で体を壊し、20代で「排卵誘発の治療をしないと妊娠は無理」と医師に宣言された。限界の早さを自覚し、30歳ぐらいには産もうとタイミングを計る。大事にしたのは、総合職としてフルタイムで働き続けること。そのためには夫の転勤がない時期、そして母親が定年退職するときを見極めた。育児では夫の協力はもちろん、実家の隣に引っ越して母親の全面協力を仰ぐことが必須だったからだ。

■タイミングが重要

 仕事のタイミングも重要だった。3年がかりの大プロジェクトを成功させてマネジャーにも昇進し、仕事のスキルも身に付けたと自覚した31歳のときが、まさに不妊治療に踏み切るタイミング。「一山越え、次の仕事の山が来る前の今しかない」。そうして1年後に第1子を出産した。

 「育休から復帰すると、職位が下の仕事に配置されるのはやむを得ない。ただ、40代でそうなると周囲の目も気になるが、30代なら男性でも様々な仕事にトライする時期なので気にならない」。昇進が遅れたことに未練はあるが、決断のタイミングは間違っていなかったと思っている。

 マタニティハラスメントにも詳しい杉浦研究員は「社会が20〜30代を“働き時”と見なす限り、女性の“産み時”の悩みは続く」とみる。20代だろうが30代だろうが、いつ出産してもキャリアが築けるようなキャリアモデルに変えていく。「年齢ではなく、頑張っている時を正当に評価するシステムにしていくことが求められる」と指摘する。



女性はタイムリミットが多すぎる。結婚。出産。更年期。子供を全て関係してくるのは出産する能力。未来に命をつなぐ事が出来る唯一無二の力。その自然(じねん)に備わった力故の業というか、宿命みたいなのを果たして女性だけに背負わせて良いのだろうか?生む力に恵まれなかった我ら男性は彼女達以上にその事を考えサポートする努力を必要とするのではないだろうか。