トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

どっちか片方の努力では無くて理解に基づく双方の歩み寄りが必要。

優雅に水面を進んでる水鳥が水面下で一生懸命足で水をかいていたり、シンクロナイズドスイミングの選手が、優雅に演技してる水面下で沈まないように一生懸命あしかきしてるイメージ、わかりますか?
発達障害の人はこんな風に、一見みんなと同じようにしていることでも、それをする為にすっごく努力をしなきゃできない事が多い障害なんですよね。

例えば、誰かと会話をする時、発達障害のない人は特に意識することなく相手の適切な距離で立ち、目を見て話したり、表情から情報を読み取ったり、言葉の裏などから場の空気を読んだりできますよね。

でも、発達障害の一種のアスペルガー症候群の人の場合、こういう事が生まれつき難しいんです。

 

 

発達障害について説明して理解を求めていると思われる記事をネットで見かけた。

 

私も近しい人に発達障害を持っている人が居たので記事の内容はよ~くわかる。ただ、障害を理解し、サポートできる体制だけ頑張っても片手落ちだ。障害を持っている本人も自らの障害を理解し、生きるために何をするのが合理的なのか学ばなければサポートしてくれる人と上手くコミュニケーション出来ない。

 

サポートする側とされる側の発達障害に対する温度差を無くす事がまず第一。

 

その上でやれることは障害を持つ本人にもやってもらわないと、サポート側に限界が来てしまい最終的には共倒れしてしまう。発達障害は歯が立たない困難では無い。場合分けをしっかりして、習得すべき事柄を明確にすれば、対応可能なものだ。

 

そこに支える側と挑戦する側の発達障害に対する温度差が激しいと結果、上手くいかない。障害と言ってもそれは突き詰めれば『個性』なのだから理解し、取り組みを明確にして実行できるようにすれば戦えない訳では無い。

 

後は繰り返し改善する事でより良い状態になると考える。