トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

きな臭い話

え〜と。海外赴任してあと一ヶ月で1年になります。ちょうど一年記念にはまた別の話をするとして、今回は一年をもしも日本にいたらで考えてみたいと思います。それと、ワシの赴任が伸びるかもしれないと言う『きな臭い話』を一つ。


友人関係

2月の『春節休暇』で日本に半年振りに『帰った』訳ですが、その時、2年ぶりくらいに直にあった友人は実はここ5年間、年1回会うか会わないかの友人でした。でも付き合いは足掛け、16年!!一番古い仲間は、17年かな?もはや生まれた子供が高校生になっちゃう年月!凄いよね〜。そりゃ、ワシも太陽拳使えるようになるわ。でも裏を返せば、日本にいても年1〜2回直に会うのが精一杯な訳で、海外にいてもコミュニケーションは取れるのよね。電話もメールも今は出来るから。スカイプとかQQとかね。

彼女の事

これが今回結構カルチャーショックだった。上記のようにコミュニケーションは取れるから大した問題では無いと思っていたのですが。どっこい、そうではないらしい。毎月とは言わないまでも四半期に一回、または最低半年に一回は会いたいものなんだそうで…。『織姫と彦星は年一回しか会えないんだぞ贅沢な…。』と言ったら睨まれた。男女の違いなんだな〜と悠長に構えて実際あってみたら、なんとなく彼女の言い分も判った気がした。

両親の事

この年になって何なんですが、『両親』が健在ってのは何が無くても有難い事なのだと再認識した。世の中には訳合って両親健在では無いご家庭もある訳で、その中で親が健在でしかも父母そろっていると言うのは無条件に有難い。自慢できるような親孝行はしたこと無いけれど、海外に1年近くも住んでいると親という存在の有難味と偉大さみたいなものを感じるときがある。これは日本にいたら希薄になる部分だから有る意味得した事かも知れない。放蕩息子ですいません。


仕事関係

一年もいないと当たり前ですがいないのがスタンダードになる訳で。まさか他の部署に飛ばされるとは思わなかったヨネ〜!会社は『どんなに重要な仕事でもその人じゃなきゃいけない事は無い!』ってのが私の持論ですが、飛ばされた身としては帰るところが事実上、無くなったので帰れないのでは?と思わなくも無い。しかも内規が変わって内の会社海外赴任期間が独身の場合、今の状態より2〜3年伸びるらしいし。私はいつになったら日本に永住できるの〜?


で。これは中国で実際お会いした各企業とか、別の滞在理由で中国に来ている『日本人』に聞いていて掴んだ実話なんですが。みなさん異口同音に仰います。『一度海外に出ると戻れない…。』なんか海外案件が発生すると経験者へ回すという流れが確立されるらしい。まあ、その方が楽だモンね。私が見聞きした話では最長13年こっちにいる人がいました。いろいろ有って結局こっちの中国人と結婚したおじさんでした。まあ10年以上も中国いたら日本に戻って嫁探しは事実上無理だよね。

ワシは今の彼女に捨てられない程度に頑張って日本へ帰りたいと思います。頼むからすぐに他の国に飛ばすのは止めて部長〜!(次はインドかタイかインドネシアらしい…。)