日本睡眠学会理事の神山潤医師は、サマータイム導入による健康被害についてこう警鐘を鳴らす。「サマータイムは、ただ単純に時計の針を2時間早めるという話ではありません。間違いなく寝不足や時差ボケの状態が続く人が出てきます。眠気に強い/弱い人、長時間/短時間睡眠が適正な人などがいるなかで、それを一律にするのは大変危険です。サマータイム導入で最も生体リズムを狂わされるのは“夜型”の人でしょう」
海外の研究でも、サマータイム導入による健康被害は多数報告されている。
「日本よりも睡眠時間が長い国でさえ、サマータイムへの変更時には心筋梗塞、脳卒中、(寝不足による)交通事故が増えるということが報告されています。オーストラリアでは、睡眠不足でうつ病を発症し自殺する人が急増したという例もあります」
しかし、日本ではそれ以上の健康被害が予想される。総務省の’16年の社会生活基本調査によれば、日本人の一日の睡眠時間の平均は7時間40分。経済協力開発機構(OECD)の国際調査と見比べると世界最短レベルだった。日本人は「世界一眠りを疎かにする国民」なのだ。神山氏は指摘する。
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ネットニュース記事より。
これ、問題が別じゃね?
そもそもサマータイムを導入する目的なによ?オリンピックの為?それとも経済効果の為?オリンピックは2020年一回こっきりだが、一度導入されたサマータイムは永続する可能性があるんですよ?
国の法律なんて、一回決まればその法律がどんなにクソでも、大抵覆る事が無い。そんな法律ってものの側面をみても、実にサマータイムを導入後取りやめた国が片手は優にある。
って事はそれだけ不都合極まりないシステムって事でしょう?それをたかだかオリンピックの為だけに恒久的に導入しようなんて正気の沙汰とは思えませんが?
そんなに素晴らしいサマータイム制度なら、その素晴らしさを解るように説明して、導入した結果あなたがどう得なのか?をきっちり説明してくださいよ。きっと導入したい人たちは導入すると得するんでしょ?何がどんだけ得するの?それをつまびらかに公に話せますか?話せない後ろ暗いなら、それは信用に足りませんよね?
そのくらいサマータイム制導入は私は怪しい話だと思っています。