トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

必要な法改正を急ぐべき!

昨今、食べ物や飲み物に薬物を混入され、意識がもうろうとしたところで性暴力の被害に遭う女性が増えている。相手の抵抗力を奪い、性的暴行をする目的で使われる薬物は『レイプドラッグ』と呼ばれ、ここ最近では逮捕者も出ている。

市販の睡眠導入剤や処方された睡眠導入剤を使うなど犯行の手口は異なるが、容易に手に入れることができ、飲み物などに混ぜると無味無臭なうえ、体内からもすぐに消えてしまい証拠が残らないため手軽に使用されてしまうのだ。

こうした薬物の使用が疑われる性犯罪の摘発件数は、2015年度、'16年度はいずれも30件程度だったが、'17年度には85件と急増している。

 

 

週刊東洋経済記事より。

 

この手の問題が急増して、然も表ざたになっているのは最近の事件傾向だと思う。

 

雇用機会均等法が施行施れて幾星霜にもなるのに、いまだに日本は先進国最下位の女性後進国で、女性に対しての理解も全然進んでいない。

 

やっと、法令順守の都合上、セクハラやらパワハラやらが、日の目を浴びる程度で、はっきり言って、女尊男否だろう。

 

自分自身も、気を付けているつもりでも、知らず知らず女性に対して、酷い差別的行いをしていると思う。気が付かない内にだ。そのくらい日本は遅れている。

 

現在、来年に控えたオリンピックに向けて、この様な女性を尊重出来ない体制を変える絶好のチャンスで、オリンピック委員会からも、口を酸っぱく言われているハズである。

 

変われなければ、法令で規定するしかない。規定して、規制を強化する以外に無い。それは一番愚かな方法だろうけど、人間そうそう劇的に変われないのだから、定着するまで法制度が厳しくなっても、それは仕方ない。法整備に次いで教育体制も整える。

 

一部、痴漢冤罪などの問題もあるが、見失ってはならないのはどちらが、法的弱者なのかという事だと思う。実際完全に男女平等で無いとおおよそ大半の国民が感情として認識している以上、女性を護る法整備やそのための教育は欠かせないはずだ。

 

恥ずかしながら、レイプドラッグなんて話がこの世に存在しているのをこの週刊誌の記事を読むまで知らなかった。

 

自分の見識の無さを恥じるばかりである。