ある時、フェースシールド生産の話を聞きつけた訪問客がいた。手話通訳の関係者だ。「私たちはマスクをすることができないのです」。目の前でその訴えを聞いて、思わずはっとさせられた。
耳の不自由な人たちは、手話とあわせ、通訳の口や唇の動きなどをしっかりと見る。だから日々通訳をする際には、口元を隠してしまうマスクをすることができない。なかなか世の中の理解を得られず、コロナ禍でマスクをしていないというだけで罵られることもある。どうかフェースシールドをゆずってもらえないか。
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日経ビジネス記事より。
こういうところが日本企業って気がする。
働くとは「傍を楽にする」が語源だというが、元々公共に貢献する意味合いを含む。
こういう意識が日本の企業は多かれ少なかれ誰から教わるでも無く根付いている。
これ、無形の財産だと思います。
是非ともこういう活動とこういう企業の事は拡散して広めてあげたい。
ちなみにこの会社はコレ!
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JR京浜東北線蒲田駅から歩いて15分ほど、東京都大田区の住宅街の中にひっそりとたたずむのは、金型メーカーの「城南村田」だ。
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記事抜粋終わり。
この企業もタダの人情企業ではない。一応、情より数字を旨とする下町の中小企業である事を書き添えておきたい。