模試で全国1位を取った東大生に話を聞いたことがあるのですが、彼は模試の成績が悪ければ悪いほど喜んでいたと語っていました。
「満点だったら、自分ができていないポイントが1個もわからなかったということ。逆に点数が悪かったら、その分、自分のできていないポイントがたくさんわかったってこと。だからこそ、点数が悪いほうが自分の至らないポイントがわかって、模試を受けた意味があったってことだと思う」
これと同じように、模試や他人からの評価・他人の指摘に対して、しっかり耳を傾ける人は成績が上がりやすいです。客観的に自分が至らないポイント、つまり対策すればもっと上にいけるという箇所をしっかりと聞き入れる素直さを持っているからこそ、努力を積み上げられるのです。
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週刊東洋経済記事より。
恥ずかしながら、この事を忘れがちである。
大学受験する時も、とんでもなく阿呆なところから努力を開始せざるを得なかった自分は兎にも角にも、今よりもっと解るようになりたいという結構単純な動機で勉強していたことを思い出す。
一定の学力が付くと人間傲慢なもんで、油断するし、増長する。
元は高校時代、学年順位最下位の大バカ者なのだから、その辺の自頭は元から最下位レベルだと自覚していた筈なのに忘れるんだよなぁ~都合良く(笑)
昔、慶応進学会という予備校があったのですが。今もあるのかな?そこのテレビCMのキャッチフレーズが「偏差値30からの大学受験、慶応進学会!」だったかな。
その時、浪人だったのですが、偏差値25だった私はどうすりゃいいの?という状態だったから笑うしかなかったな。しかも、理系の大学目指してたし(笑)
まあ、そんな昔話はどうでも良くて。
資格取得の勉強も、仕事に必要な知識の習得も、また語学の習得も、全部もっと向上したい今よりもっと知りたい学びたいというものから発進してる。
基礎中の基礎なのにちょっと時間がたつと忘れてしまう。
初心忘るべからずなんだな。きっと。