フランス人の旦那さんと喧嘩して「もっとゆっくり言って」と言ったら「もう4年もフランス住んでるのにね」と言われたのがしんどすぎた。
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ツイッターでバズってるっぽいコメントを見つけた。
この後、本人の主張が続く。
曰く、
・全くの知らない人から、4年も住んでるのにフランス語を喋れないの?と言われるのは我慢する。
・いつも旦那には話せなくてつらいという事を言っているのに、解ってもらえてないと分かって辛い。
・家事育児はワンオペで旦那は手伝ってくれない中、その隙間時間を見つけて勉強は続けている。
・フランスの田舎なので、4年たった今も、ほぼ引きこもりで友達もできず、語学習得のチャンスが少ない。
うんうん良く解るよそういう言い訳したくなるよね。
例えに出して悪いけど、中国人はそのへんもうアホみたいにアグレッシブです。つうか、中国人だけじゃなく、日本人以外のたいていのアジア系民族そうなんじゃないかな。
理由は簡単。母国語以外が話せないと良い暮らし出来ないから。
この投稿者はフランス語だけど、アジアの多くの民族の場合、対象言語は英語。第二言語にしている国も結構あるよね?
良い仕事に就くために大抵必要なのが、この辺のアジア諸国では英語。金稼いで、良い生活目指すブレークスルーのきっかけは英語習得が必須といっても良い位。当然、専門分野の知識習得、進学には英語が付いて回る。なぜなら、優れた最先端の学問が全部英語で入ってくるから。翻訳されるのを待っていたら、その知識も、ノウハウも鎮撫化するから。
日本は母国語で最先端の論文を読める事もある稀有な国。
投稿者本人の置かれた苦しさ、現状の困難さは本人にしか本当のところは判らないので、愚痴を吐くもよし、最愛の夫に解ってもらえない事をがっかりするもよし、だけどそこで終わってしまっては現状は1ミリも改善されない。
慰めて欲しいなら、慰めましょう。同情して欲しいなら同情しましょう。でもそれは現状を打破する事には気休めにもならない。置かれた今を変えたいと本気で思うなら、やるかやらないかしかない。言語は階段式で上達する。積み上げて積み上げて積み上げて一定の力量に達すると垂直成長する。まさに次の段階へレベルアップするのだ。
だから、伸び悩む時に大抵の人はあきらめてしまう。必ず伸びるタイミングが訪れるのでそこまで我慢できるかが、語学習得の分かれ目になる。語学の素晴らしい所は一度一定レベルを乗り越えてしまえば中々錆びつかない。錆びてしまう人は、理屈で習得できてなくて、感性で習得している人。だから使い続けないと感覚が鈍る様に使う言語も錆びつくのだ。
どっちでも良いのだが、天性の習得言語である日本語みたいに外国語を使いこなすには才能が必要だろうけど、通じるように言葉を使いたいだけなら、大人の方が優秀のなのだ。あとはやるかやらないか。
置かれた立場は決して恵まれてはいないだろうけど、そこで終わってしまっては人生つまらない。つまらない世の中を自分なりに面白くする為にもう少し、一歩前進の努力を試してみては如何だろうか。
フランス男性はもっと女性に甘くて、やさしいと思っていたのだが、結構厳しい人もやはりいるんだなと思った。