トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

習得とはこういう事である2

あれから、しばらくたって月も変わって、今に至る訳ですが、色々と4年ぶりの中国語会話で副産物があったので忘備録的に書いて於く。

 

実際、しゃべってみて、今まで関係の無かった会社の人だったので、使う言葉の種類が違っていて、言い換えを行わないのと通じない箇所があった。

 

また、向こうが使っている業界用語が、私の知っている中国語の業界用語ではない為、辞書ツールを必要とした箇所があった。

 

それを踏まえて、通訳の仕事終わって2~3日は中国語脳がブーストされていたらしく、日本語を耳で聞いても、中国語で再生されたり、突然、中国語のフレーズで当日忘れてた言葉を思い出したりしていた。

 

やっぱり、母国語以外の言語を使う所謂○○話者というカテゴリーのYouTubeチャンネルをやってる人達もいってるが、「日々使う事」が大事なんだなとあたらめて思った次第。

習得とはこう言う事である。

先々週だったか?実に4年ぶりに中国語しか喋らない中国人と仕事の内容で研修を行うことになって、通訳みたいな事をやった。

 

4年も中国語会話をほとんどやって無い。もう発音も忘れちゃったし、たまにニュースから流れてくる中国語も、聴き取れないところがある感じである。もはや、ビジネスで使えるレベルじゃ無いなぁ。と、諦め切っていたのだが。

 

中々どうして、全く問題無くコミュニケーション出来た。私の中国語会話を聞いていた上司の部長も、同僚も、トマさんマジですげーと、賞賛してくれた。

 

いや、そう褒められても、自分が一番驚いている。ああ、忘れてなかったんだと(笑)

ただ、自信になったのは中国から来た技術部と生産部のそれぞれのお偉いさんが、二人とも、「なんだよ、この人普通にしゃべれるじゃん!」とハモッて言ってくれたこと(笑)「これなら心配しなくて良い」とも言っていたので、こちらも安心した。

 

発音も会話も、文字の読み書きも、寝言が中国語になるくらい真剣に中国駐在中は取り組んだつもりだったけど。当時目指してたのは身につく事。

 

一回習得したら、後世忘れない様にと。

 

今回それが奇しくも証明されたので、一安心。

 

やっぱり、ちゃんと身に付いていれば使えるものなんだね。良かった。本当に良かった。

 

NHK受信料支払いに新手の対策なのか?

ガス代が払えなかったらガスを、電気代が払えなかったら電気を止められるんだから、NHK受信料が払えなかったら、NHKを止めて欲しい。⇒「ホントこれ!NHK受信料廃止でいいよ」

 

 

WEBでみかけた記事。

 

これ笑える。

やってみたりはしないけど。

理屈はあってるのかな?

コロナワクチン定期接種の件

共同通信社のWEB記事より。

 

65歳以上の高齢者らが対象となっている来年度の新型コロナワクチン定期接種を巡り、低所得者を除いて自己負担額が7千円となるよう、政府が接種費用の一部を助成することが21日、関係者への取材で分かった。市町村に助成金を交付して超過分を賄う。定期接種の対象ではない任意接種の人は、今回の助成は適用しない。

 定期接種は、65歳以上の高齢者と、60~64歳で一定の基礎疾患のある重症化リスクの高い人が対象。関係者によると、インフルエンザ定期接種の費用が約5千円となっていることを参考に7千円とした。

 定期接種の対象者は年1回、秋から冬の間に接種することになる。

 

 

仕方ない措置だとは思うが、7千円の自己負担をどうとらえるかによるが、政府の方針と負担金の思惑がどうしても透けて見える。

 補助をして7000円一律ってのは結構一回の負担としては高いと思う。後期高齢者なら1割負担な訳だから、風邪やらなんやらなら1000円も一回負担しない事多いでしょう?

 

そこへ来て一回7000円よ?

 

 そりゃ、定期接種と言われても、行かなくなる人いるよね。ただでさえ年収の低い人達な訳だから、7000円は生活費のいったい何%にあたるの?

 

 無尽蔵に補助できないのは理解するが、実質、ワクチン高いから打たない➡コロナに罹患する➡重症化する➡死亡。って事は有り得る事だよね。

 

どうにもできないのだろうが、正直やるせなさを感じてしまう記事だ。

渡辺永世竜王のブログ

以下渡辺永世竜王のブログより転載。

 

はっきり言います。僕は将棋の天才です。

本当に冗談抜きで、今はそう思っているんです。羽生さんと比べたら、そこまででもないですが(笑)。

初めて竜王になったころ、僕はこう思っていました。
「自分が竜王になれたのは、誰よりも努力したからだ。誰だって努力すればプロになってタイトルくらい取れる。他の人たちは、全然努力をしていない」
自分よりも弱い人たちに対して、心の中で「真面目にやらなかった人」とレッテルを貼って馬鹿にしていたんです。

だけど、息子に将棋を教えるようになって、自分の間違いに気付きました。昔の自分に簡単にできたことが、息子は全然できないんです。
実は、子供に将棋を教えるという経験がそれまで一度もなかったので、本当に驚きました。「え?なんでこんなことが分からないの?」って。

それでやっと理解しました。「あぁ、自分には将棋の才能があったんだ」と。
もちろん、たくさん努力もしましたよ。だけど、それだけではなかった。
将棋の神様が与えてくれた才能があったからここまで来れたということが、ようやく分かったんです。

誰でも努力を続ければ、将棋は確実に上達していくと思います。そして、トッププロはみんな努力しています。
それは事実です。だけど、上達スピードは人それぞれ。
一生努力を続けてもプロレベルになれない人もいるということに、僕はこのとき初めて気付きました。
みんな努力していないと決め付けて馬鹿にしていた昔の自分は、我ながら最低の人間です。

今、息子にはサッカーをやらせています。
サッカーの才能の有無は僕には分かりません。だけど、僕に将棋の才能があったように、息子にもきっと何かの才能があるはず。
もっと言えば、才能がなくてもいいんです。たとえ才能がなくても、それでも続けるのが楽しいと思えるようなことがあれば。
僕が将棋で生活できるのだって、プロになれなくても将棋が楽しいと思ってくれる将棋ファンの人たちのおかげですしね。

僕は将棋の天才です。

だから、才能を与えてくれた将棋の神様や、僕の才能を信じて応援してくれるファンの皆さんに、失礼な将棋を見せるわけにはいきません。
これからももっともっと努力して、さらに強くなりますよ!

 

転載終わり

渡辺さんの息子さんは、サッカーをやっているみたいです。

 

才に恵まれた人がこれだけの事を公になる場所に言える事自体すごい事だと思う。息子さんに何の才能が有るかは未知数ですが、是非自分の好きな、興味のある場所で、自分のやりたい様に成長していって欲しいと願うばかりです。

 

その人が、何の才能を持っているかは判らないし、どの位の才能を秘めてるのかも他人には判らない。だけど、私は人間誰しも何かの天才だと思ってる。

 

評価される場所がある才能を持った渡辺永世竜王が、自分の息子さんにこれだけの事を言えて、才に覚えがあった事を最低な人間と言えてしまうことに感動した。



母親のメッセージ

誤射されて人質としてとらわれた我が子をイスラエル軍に殺された母親のコメントが記事として語られている。

 

以下CNNのWEB記事より。

 

パレスチナ自治区ガザ地区で先週イスラエル軍に誤って射殺された人質の一人の母親がこのほど、銃撃に関与した部隊にメッセージを送り、「今回起きたことはどれも、あなた方の過ちでは全くない」と呼び掛けた。

発言したのは、亡くなったヨタム・ハイムさん(享年28)の母親イリスさん。この事案ではイスラム組織ハマスに拉致されたイスラエル人男性3人が犠牲になった。

イリスさんは音声のメッセージで「あなたたちを深く愛している、遠くから抱きしめているとの思いを伝えたかった。今回起きたことはどれも、あなた方の過ちでは全くない。ハマス以外の誰の責任でもない。ハマスの名前と記憶が地球上から抹消されることを望む」と語った。

 

 

こんなにも根が深いのかと思わせる記事だった。

やはり、戦争はろくなことにならない。戦争を始めるのは政治家や軍司令官なのかも知れないが、犠牲になって死ぬのは兵士や民間人だ。

 

始めた奴らは戦地に出ない。

 

いざ始まってしまったら、そこはどんなに理不尽だろうが、やるか、やられるかしかない。躊躇していたら自分が死ぬ。そんなバカげたことを全然関係ない人に強いるのが戦争なんだ。最も忌むべき人殺しを他人にさせる行為だ。

 

戦争程悲惨なことは無い。誰も得しない。

 

誰も良くならない。ただただ不幸になるだけだ。21世紀に入ってこっち、戦争が増えている事に大変危機感を覚える。人類の霊長なんだろう?我々人類は。無理やり仲よくしろとは言わないけど、戦争を回避しようとしろよ。

 

なんで、殺しあわなきゃいけない?どちらか一方を殲滅する迄やる必要がある事なのか?

 

早く人の母親にこんな事を言わせなくて済む世の中にしなければならない。

 

 

ダイハツ第三者委員会報告書の件

ダイハツのHPで第三者委員会報告書を読んだ。

要約版と詳細版が掲載されている。

 

色々YouTubeとかTV報道で言われているが、品質界隈で仕事をしている私から言わせてもらえれば、今走っている車は安全だと断言できる。

 

程度の問題なので、不正なデータで合格した「不合格品」と見る事で、嫌な気持ちをするのは解る。ただ、品質試験には必ず標準偏差を取って、95%とか97%が合格に入る範囲に縛る。で、これが不正を働いたとして、まあ95%、悪くても90%程度の合格品は流しているだろうと考える。

 

ていうのは、不正を働く側からしたら、明らかにバレる品質にしてしまうとそもそもウソついてもバレるのだ。ウソついてバレないこの場合、該当車種で、自動車の性能起因で起こる事故が多発しているような目に見える事象が発生していない事から、大丈夫だと予想できる。

 

ホンダのエンジン不具合の話も大きく出ているが、申し訳ないけど、100%合格する製品だと思って製造出荷されたエンジンだって、結果的に欠陥品になってる可能性は十分にあるのよ?

 

何を言ってるのかと言うと、破壊検査をしなきゃ、強度が出てるかどうかなんて実際は分からない。破壊検査をするって事は、合格した製品はもうぶっ壊された後って事。当然使えない。

 

同じタイミング同じ製造工程で製造されたエンジンだから、性能出てるはずだよね?ってのが、正規に受給されているエンジンという事になる。でも実際は壊してみないと本当に性能が出てるか確かめる手段は無い訳。

 

で、最初の標準偏差の話に戻る。

 

同じ作り方、データなら97%合格する製品。これが普通。95%は合格するよね?これが規格上限、それ以下は不合格とすると、仮に90%合格品でも、実際ぶっ壊してみたら、97%品と同等性能でしたまたは90%品がちょっとモチが良かったです。なんて事が起こる。あくまでも推測値の話だから。

 

中国やその他モノづくりが終わってる国と違って、腐っても日本の品質で作られた製品ですよ。そこまで品質落す事をやってたら、開発技術の人だって、品質管理の人だって、自分の仕事に対して矜持ってものがあります。このくらいは数値から言ってもそん色無いなんて事解ってるからやるんです。

 

実際事故ってみたら、人が死ぬような事故の場合、偽装品でも、完全合格品でも、結果は変わらない事が十分有り得ます。これは言っちゃいけない事ですが。どんな完全な強度を持った車でも、事故って死なない車が無い様に、所詮ある程度大丈夫な物であるって事にしかなりません。

 

従って、ダイハツが30年前から不正に合格させていたとしても、その性能はそこまで悪くないし、すぐにでもどうにかしないと明日運転中に死ぬようなものでもありません。

 

運が悪いってことはあるかも知れませんが。

 

今回の事がダイハツ内部告発だったと聞いてます。内部告発するという事は「このまま行ったら、いずれ明らかな不具合品を出してしまう!」そう考えた人がいたのではないでしょうか?

 

ちなみにじゃあどの辺まで大丈夫なのよ?って気になりますよね?

普通に運転するなら、60~70%合格ラインの車であれば問題無いというのが私の見立てです。

 

車屋の製品品質管理って、特に日本車の場合、世界最高峰ですからね。

言い方変えればそもそもが「過剰品質」なんです。ちょっとやそっと検査数値をごまかしたくらいでいきなりバラバラになる様な韓国現代(ヒュンダイ)自動車みたいな事にはなりません。

 

だから、って事ではありませんが、私もダイハツ車乗ってます(笑)

 

格安で新車と交換してくれねーかなー?(笑)

 

次もダイハツ車買うつもりなんで。

 

品質界隈でよく言われる格言

 

重大流出が起きた直後、その会社の製品は買い

(意味):重大流出が起きると直ちに工程の見直し品質基準の大幅改善が行われる為、しばらくは超厳重に品質が向上させられる。つまり、社外流出は極めて稀なじょうたいになる。従って、直後にあたる2~3年くらいの間に出てくる製品は他の時期に出てくるロットより、厳重に管理された製品になる為、性能が良い事が多い(笑)

 

で、これが行われずに2回目の流出が出るような会社は早晩潰れる。ダイハツは後者にならないと信ずるものであります。