日本食屋について考える。
中国で日本食というと基本的に高い値段の料理という認識である。『高級料理』とならないのは中国人は基本的に中国料理が世界一だと思っているからである。で。当然日本食を扱う店もそれなりに数があるのだが、その値段は中国ローカルの中華料理屋と比べると3〜10倍の値段がする。
例えば肉まん。1元は13円計算とする。
こっちで買うと1個1元。これに飲み物で牛乳1パックで合計3.3元。日本であんぱんと牛乳をかって朝飯にするようなイメージである。これを日本食屋で扱っているクリームパンと牛乳にするといくらになるか。実に合計15元である。
これが所謂、ファーストフードだと。中国で水餃子チェーンを展開している『大娘(ダーニャー)餃子』これがこっちのファーストフード。大体平均単価でひとり15元もあれば腹いっぱい食べられる。元祖ファーストフードの『マクドナルド』ハンバーガー1つで23元。セットだと40元強になる。話になりません。
しかして定食屋。
ローカルだと40元もあったら2〜3人で食べられます。
同じ人数で日本食。確実に100元超えるハズです。
で、何がいいたいのかと言うと。しっかり素材を選んだ普通のもやしとピーマンを晩飯に『モヤシ炒め』にした。もちろん調味料は日本のもの。これがメッチャ旨かった。先週25元で定食屋でモヤシ炒めを食べた。まあまあ美味しかったが私が作ったものの方が確実に旨い。で。味がどうこうではなくて。コストが全然違う。もやし山盛りで0.8元。ピーマン1個2元。合計2.8元。10倍近い25元を支払った私。なんかもったいなくないですか?
すげー損した気分。まあ厳密に言ったら調味料代と私が作った人件費が乗るからもう少し価格差が縮まるのだろうけれど。なんか納得できません。