トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

中国企業が日本に進出した意味。

中国のスマートフォンスマホ)メーカー、華為技術(ファーウェイ)の勢いが止まらない。世界的に見てもスマホ市場の頭打ち感が広がるなか、急成長を続けている。日本市場でも格安スマホ市場で認知度を高めてきたが、次は三大携帯電話事業者(キャリア)への採用を働きかけ、さらなる市場拡大を目指す。

(中略)

世界シェアで見ると、ファーウェイは韓国サムスン電子、米アップルに次ぐ3位のポジションに君臨する。ファーウェイのコンシューマービジネスグループで最高経営責任者(CEO)を務めるリチャード・ユー氏は「数年以内にサムスンとアップルを超えるつもりだ」と豪語。3位に甘んじる気は毛頭ない。

中国メーカー製品は「とにかく安い」というイメージが強い。アップルやサムスン電子はハイエンド機種でもうけているが、ファーウェイは「安価な端末で売りまくって稼いでいるのではないか」といううがった見方をしたくなる。

 しかし、実際には500ドル以上のハイエンド機種が好調。ハイエンド機の売り上げは前年同期比2倍、販売額も28%増にもなっているという。「中国のハイエンド市場はアップルのマーケットシェアが高いが、我々のシェアも上がっている。また、欧州ではハイエンドのブランドとしてファーウェイは浸透している。中国企業でここまで世界的に認知されたブランドは我々が唯一の存在だ」とユーCEOは胸を張る。

 

 

これを成金の一時的勝利とみたら、足元をすくわれるだろう。

 

このCEOはこういいたいのだ。

 

今までは中国の市場と世界の工場としての中国から助けてもらっていた。これからは、国を飛び出し、他の国の人材を吸収して、もっとでかくなり、オリジナル商品を開発し、アップルすら凌駕する企業に生まれ変わる!

 

その手始めに、日本へ現地法人を作り、日本の優秀な学生を日本ファーウェイで高給で雇っているのは頭がいい。

 

以前、その記事は上げたと思う。

 

シリコンバレーの様にアメリカに拠点を置いて、グーグルとか、アップルと戦っても勝てない。違う所に拠点を置き、違う人材群で勝負するから勝機が見える。その意味で、かつてその変態的技術力で世界を席巻した日本に目をつけたのは正解だろう。

 

日本企業は一部の例外を除き本当に商売が下手だ。

 

その点、技術力は三流だが、人材もやる気のないのが多いが、商売の上手さと、判断のスピードだけは中国は世界に威張っても良いくらい魅力的だ。

 

日本ファーウェイ実は舐められないかも知れない。そして本家ファーウェイ。恐るべし。