トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

コロナ倒産は5月からガンガン増えるのかも・・・。

国内新車販売の大きな落ち込みは、自動車メーカーの国内工場の操業度に直結する。国内における2019年の自動車生産台数は968万台(商用車含む)で、内訳は国内販売向けと輸出向けでほぼ半々。日本車メーカー各社は今年4月以降、国内でも大幅な減産を余儀なくされているが、これは主に北米など海外需要の急減に起因したものだ。

世界を見渡すと、新型コロナの感染拡大で自動車の主要な市場は軒並み需要が激減しており、ヨーロッパは3月の新車販売が前年同月よりも52%減、アメリカも38%落ち込んだ。いずれの地域も依然として販売店の閉鎖や外出制限が続き、最大の輸出先であるアメリカの4月の新車販売は壊滅的な状況だ。

こうした中にあって、日本での新車販売は3月まで比較的に落ち込み幅が小さく、それが国内生産を下支えしていた。その内需までもが底割れすれば、完成車メーカーだけではなく、部品メーカーなどの下請けを含む国内工場の長期稼働停止が現実味を帯びてくる。工場で働く従業員の雇用にも悪影響が避けられない。

 

 

週刊東洋経済記事より。

先週、Yahoo!ニュースでも出ていたし、TVでも若干ニュースが流れていたようだが、自動車部品や自動車の小物関係を供給していた、萬松というメーカー兼代理店のような企業が4/28に会社更生法に基づく破産申請を申請し、事実上倒産した。

 

年商100憶を超える自動車関係の会社の倒産とあって、いろいろな業界に驚きの声が聞えた。うちの業界も無関係とはいかないため、知っている人達はかなりの驚きだった。

 

かくいう自分の所属組織でもこんな会話が・・・。

 

私『部長、なんか萬松さんってところが倒産したらしいっすよ?』

 

部長『うっそ!マジ?!

 

部長『あ、本当だ!ニュース出てる!』

 

部長の驚き様がすごくて、私の方がビビった。

 

そのくらいの有名企業なんだろうねきっと。私は不勉強で知らなかったのですが。

 

さて、他の業界に行っている友人からも、派遣切りの話を聞くし、地元の自治会の井戸端会議ではやれ、息子の会社が危ないだの個人親方が倒産しそうだのという話がだいぶ聞こえてくるようになってきた。

 

政府与党が、収益悪化した企業へ緊急支援対策を打ち出しているが、そもそも人の行動と移動を制限する外出自粛要請を全国展開している以上、経済活動は完全に停滞して居る訳で、業績の回復見込みはハッキリ言って無い。

 

リーマン以上の経済損失と言われているが、リーマンショックは言ってみれば金融危機な訳で、金の問題だった。今回はニューノーマル(常識)が変わるという世界的一大事な訳でして。リーマンの時はニューノーマルなんて言葉聞かなかったもんな。

 

それくらい大変な事態が発生している。しかもこれは経済危機だったり、国家危機だったりする訳だから、ヨーロッパの破綻寸前だったギリシアやイタリアはコロナの純粋な打撃より、いざ正常化した世界にはいったら、国家破綻するんじゃないの?と思う。

 

財務状況が悪いという意味では韓国もヤバい。

 

アメリカが風邪をひくと日本が寝込むなんて昔は言われたが、その話で言ったら、アメリカは風邪どころの騒ぎではない。重病で緊急入院クラスの現状だろう。

 

さて。

 

これで言うと、現在約1か月続いている自粛の状態が、現実経済にガッチリ影を落とし大混乱状況がはっきり見えてくるのは五月連休明けからだろう。6月までの短期決戦でどうなるか想像もできないがまずは!

 

5月に配られる予定の10万円の給付金で、車検を通そう(笑)