一方、役立たずサラリーマンが、あぶり出されている。会社に来て仕事をするフリをする、無能なポンコツ社員は「妖精さん」と呼ばれているらしい。窓際にすら行けず、社内をフラフラと漂っている、妖精みたいな社員のことだ。
「妖精さん」はポンコツなのだけど、彼らは会社に行くことで、何とかポンコツがごまかされてきた。とりあえず机の前に座ってパソコンをいじっていれば、何かをやっているように見えるからだ。リモートワーク化が進むと、「妖精さん」がいらないことが、はっきり可視化される。彼らはリモート会議でも、何の存在感も発揮せず、いずれその会議にすら呼ばれなくなる。
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週刊東洋経済記事より。
これは日本終身雇用弊害の最たるもの。
転職市場でどっかの大企業のおっさんが、「あなたは何が出来ますか?」と面接者に聞かれて、「部長ならできます」と答えたという都市伝説があるが、そんな風になってしまっている中小企業のおっさんが多いと私は思っている。
一兵卒としてのスキルは錆付かせる事無く、一定の基準を保つ必要が有り、その上で経験でプラスされる部分とその他に売りになるオンリーワンスキルを持たないと40歳以降のおっさんは切られる一方だと私自身思っている。
自分も中国に駐在していた40代前半から、一応60歳過ぎても売れるスキル獲得を目指して仕事に励むことを意識している。
まだそこにたどり着けてないと反省しきりですが・・・。
企業自体を国は中小規模の継承を促進するという体で統廃合する気満々なので、生き残るためには残れる技なり、力なりを身に着ける事が急務と考えて間違いないだろう。