御多分に漏れず、年末年始はコロナ対策で人込みやら人が集まる催しモノはいっさい自粛の流れ。
この年になると同級生達も、そこそこのポジションについている訳で、やれ部下の手前、自分がコロナになったら首になっちゃうとか、家族や子供が出来るので、自分が罹患する訳には行かないとか。
かくいう私も、管理職の端くれなので、率先してもらってきましたとは口が裂けても言えない状況。
そこで、みんなで恒例の同級生忘年会も、今回はWEBでとなった。
思い思いのツマミをならべ好きな種類のお酒を片手にあーでもないこーでもないと2~3時間ダベッテいた訳だが、やっぱり同級生は良いものだ。もう約四半世紀一緒にいる仲間だが、寂れる事のない友人関係を維持できているのはまさに奇跡だろう。
いろいろ変わってきた話題もある。仕事の話、生活の話、結婚の話、会社の話、最近はみんな歳を重ねたせいか、病気やら健康の話が多い(笑)
でも、今回流石みんなだなぁと思ったことが一つ。
みんな活字を読んでいた事。
最近みんな何の本読んでる?
と一人が言ったら、出るわ出るわ。漫画や雑誌と来るかと思ったら、ビジネス書から、芥川賞や直木賞の小説、果ては学術書まで、みんな結構活字をしっかり吸収しようとしているのを見て流石と思った。
やはり、一線で現役バリバリの人たちはしっかり学びの場を持っているのだと感心した。最近、自分も20代、30代の頃のように月に8冊とか買って読み漁る様な時間も余裕も無いけれど。本は肌身離さず、何かしら活字を読んでいる。
人生学ばずは卑し。
何かを得ようという知的好奇心を失ったら、私は終わりだと思う。
学ぶ姿勢が失われない限り、その人は青春だと思うし、決して歳はとっても、朽ちる事のない生命力が燃えていると私は思っている。