新型コロナウイルスの影響で「就職氷河期世代」が苦境に陥っている。バブル崩壊後の厳しい経済状況のため、安定的な職業に就くことが困難だった40歳代を中心とする人たち。政府はこの世代の正規雇用を30万人増やすとの目標を令和元年に閣議決定したが、雇用環境の悪化で解雇される人も出てきた。関係者は「自信を失っていた人たちに、コロナが追い打ちをかけている」と危機感を募らせている。
(中略)
研修は厚生労働省の「不安定就労者再チャレンジ支援事業」の一環で、正社員としての就職を目指す35~54歳が対象だ。オンラインと対面を組み合わせた2カ月間の研修の後、企業とのマッチングを行い、就職後の定着も支援する。
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Web記事より抜粋。
厚生労働省が推進する就職氷河期時代の雇用研修の話は知っていた。
ただ、年齢を見てみて欲しい。35~54歳だ。いくら支援事業と言ったって、どこの中小企業がこの手の年齢層を積極的に雇用しますか?って話。お札をつけて売る(雇用に対し助成金があるなど)レベルの話じゃないとよし雇用してみよう!とはならない。
どっかの大企業が障害者雇用枠と同じ勢いで、義務だから採るレベルではなかろうか?
ただ、自分もこの世代ど真ん中なので、どういう形であれ30万人という具体的な目標達成の為に政府が動き出したことは高く評価したい。
ある意味政府の失政の犠牲者なのだから、しっかり落とし前つけて欲しいと切に願う。