トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

尊敬する先輩の死。

自分が小学校の頃からお世話になっていた14歳年上の先輩が先月お亡くなりになった。

 

ショックで呆然とした。

 

非常に仕事の出来る方で、年の離れたお兄さんの様な存在だった。先輩は私が高校を卒業してから、中々会う事は少なくなったが、顔を見れば声を掛けて下さり、小学校当時のちゃん呼びで呼んでくださっていた。

 

私が40過ぎのおっさんになっても、〇〇ちゃんと声を掛けて下さる先輩は本当にありがたく、暖かい存在であった。コロナ過が全世界に当たり前になった昨年後半に体を悪くされて一次入院されると、ご家族から伺った。

 

既に先輩のご両親は他界しており、親戚の方から伺ったのだが、元々スポーツもされていたし、まだまだ若いから大丈夫だろうと心配はしていたが、次会った時には何を話そうと考えていたくらいだ。

 

それが突然亡くなったと連絡が有った。

 

目の前が真っ暗になるとはこの事か。

 

一瞬、何も考えられなくなって、足元が暗く見えた。今まで感じたことの無いような喪失感。これが人が死ぬという感覚なのかと思い知った。自身の祖父母が亡くなった時でも、ここまでダメージは無かったが、まさか血のつながりが有る訳でもない先輩が亡くなって自分がこんなになるとは想像もしてなかった。

 

もうすぐ、先輩が逝ってから、ひと月がたつ。ぐるぐると頭の中を今でも回っているようなモヤモヤがあるが、私だけは絶対に彼を忘れまいと固く心に誓い、せめてもの恩返しとして、先輩の年齢以上に生きる事を決意した。

 

生涯、自身が死を迎えるその瞬間まで、先輩のご冥福を祈り、追善回向しようと固く、固く心に誓った。

 

あなたを目標にあなたに薫陶を受け、見守って頂いた大恩は今も、決して忘れてはおりません。あなたは旅立たれて仕舞いましたが、幼いころから受けた言葉の一つ一つは心に刻まれ生きております。直接お会いする事は出来なくなりましたが、この想いは生涯忘れません。今しばらく先にお待ちください。あなたへの恩をしっかり返し切ってから、私も、そちらへ伺います。

 

お会いできましたら、御礼とご報告を兼ねて、一献傾けたく、霊山へ向けて発信する物であります。