安全性について長期的に調査・監視し結果を公開することが重要
以上のことから、mRNAワクチンの長期的な安全性についても特段の懸念はないと考えられていますが、もちろん100%安全と言い切れるものではありません。
かつて日本は「京都・島根ジフテリア事件(1948年)」「種痘禍問題(1970年)」などワクチンによる社会問題を経験した過去があります。
予想されていなかった副反応が起こる可能性も排除できないことから、ワクチン接種後も長期的に調査・監視を実施し、その結果をオープンに公開する体制が必要です。
とはいえ、「ぱねえ効果」を持つmRNAワクチンです。
現時点で長期的な安全性が懸念される根拠があるわけではない以上、それを理由に過度に恐れて接種する機会を逃すことはご自身にとって不利益となるかもしれません。
ご自身にとってのワクチン接種のメリットとデメリットを正しく吟味した上で、接種についてご検討ください。
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忽那医師のWEB記事より。
結局のところ、専門医の知見を総動員しても、まだ新型のmRNAワクチンは効果は高いが、長期リスクが解ってないただし、短期リスクについてはほぼ従来型のワクチン同様に対処可能という事だろう。
高齢者や基礎疾患を持った人は感染した場合のリスクを勘案するとワクチン接種をした方が、メリットが大きくなりそうだ。若年層や子供に関してはその逆に長期の安全性がまだ確認出来るほどの時間も証拠も足りないので、感染リスクと勘案してもワクチン接種を見送る事も検討した方が良いかも知れない。