中国「AAA社債」デフォルト、不正容疑で当局介入
国有大手の永煤集団、財務諸表を違法に改竄か
市場関係者の疑心暗鬼を招いた最大の要因は、永煤集団がデフォルトの20日前にも中期社債を発行したばかりで、その目論見書で開示した財務諸表には十分な資金が計上されていたことだ。
財務諸表によれば、同社には2020年9月末時点で328億2100万元(約5205億円)の現金および現金等価物があった。また、格付け会社の中債資信評估は「永煤集団の石炭事業は月間10億元を超える営業キャッシュフローを生み出しており、短期的な流動性は良好」との評価を付与していた。これらが事実なら、10億元程度の支払いは何ら問題ないはずだったのだ。
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週刊東洋経済記事より。
何日か前にデフォルトの話を上げたかと思うが、この週刊東洋経済記事を読んで、何を今頃いってるの?と思う。
忖度だらけの結果報告なのだから。