マイクロソフトが6万1000人の社員に行った調査では、リモートにより、労働時間は増えたものの、「リアルタイムの会話が格段に減った」ことがわかりました。グループ外の人とつながる時間も平均で25%短くなり、「コラボレーションの機会が失われた」というのです。
グループ内のコミュニケーションはできても、グループや部署外のメンバーとの関係性は希薄化し、まさに、「たこつぼ状態」に置かれてしまう。だから、会社に知り合いの少ない新入社員や、新しい部署に配属されたメンバーなどが孤独感を覚えるといった事態も生まれやすくなります。
「社内のネットワークが固定化」することで、新しいアイディアが生まれない、イノベーションが起きにくいというわけです。
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週刊東洋経済記事より。
別のニュースで先進国の中で日本だけ、リモートワークで効率が上がっていないというのが出ていた。
確かにそうなるだろうね。と自分は思った。
マイクロソフトの調査結果にも出ていたが、あのソフトウエア、WEBブラウザの巨人マイクロソフトですら、イノベーションが起きにくいと明言している。
結局のところ、人間というカーボンベース生物は一人でイノベーション出来るのは突然変異級の天才だけという事だ。
特に日本はチームで持ち味を発揮する集合体民族なので、マイナス面は有ったにしても、集団で強みを出せるという面で、リモートワークが合わない面がまだまだ多いのだろう。
ただ、リモートワークと親和性の高い業種や仕事はどんどん進めて行けば、適応能力の高い日本人なら、他の国とは違ったリモートワークの良さを発展させてゆくのでは無いかと思っている。