トマの日記

忘備録、雑感、所感などを日記形式で書き綴る。昔はノートに日記を付けていたけれど、ノートを持ち歩かなければいけなかったので、ブログ形式でWeb更新出来る様に変えたのがきっかけ。

超就職氷河期2

就職氷河期について、就職内定率ばかりが取り立たされるけれど。前に書いたけれど氷河期は永遠に続く可能性をはらんでいる問題で、実は単発で終わらない課も知れない。

と結論した。

少なくても社会が少しずつ発展する以上、採用される学生の質は要求基準が少しずつ上昇するハズである。大雑把な話、30年以上昔は大卒がありがたられた。今はちっとも、有り難くは無い。欲しい若手の要求基準が上がっているとも考えられる。

某経済学者曰く、『世の中、ほうっておいても2%は良くなる。』との事。どんなに不景気でも、全世界単位で見れば2%は経済成長する。2%は生産性が全体的に上がる傾向にあるのだそうだ。

であれば、少なくとも毎年2%は学生の質が向上していかなけば、いずれどこからも見向きも去れない学生を多く輩出する大学が誕生する。もっと言えばそういった教育をしてる事が問題になってくる事もあるだろう。

ただ単に、学生が悪いと言い切れなくなって来たのでは?また、大学だけの責任でもないと思う。じゃあ、国だけの責任か?というとそれも違う。つまり、どこか一箇所直したって劇的に状況は変らない可能性が高いということ。

逆に一箇所、変えて効果が薄いのであれば考えられる事を順次矢継ぎ早に手を打たないといけない。でもいろいろな意味でお金が掛かるだろうから対費用効果を考えて今、出来るのはここまでとやら無いと世界の学生を相手に日本の学生が一方的に割りを食う事になりかねない。

決して日本学生の能力が全世界の学生と比べて特別劣っているとは思わないんだけどな。